| 筑摩書房 | |
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価格:¥756 出版日:1997-09 セールスランク:59768 新書 著者:張 競 出版:筑摩書房 (ASIN:4480057242, ISBN:4480057242, EAN/JAN:9784480057242) |
カスタマーレビュー: (全レビュー数:3) | |
「中華料理」とは何か (2006-07-03)
1953年に生まれ、文化大革命下に青春を送り、日本に留学した、料理好きな日中比較文化史研究者が、1997年に刊行した本。「中華料理」は「四千年前」から変わらず存在してきたものではないし、一枚岩のものでもない。今日の中華料理の定番が現れ始めたのは宋代以降である。紀元前には粒食、煮る・焼く、手づかみが中心であり、漢代に粉食(麺)・外食業が登場し、六朝〜唐代には遊牧民族の影響を受けつつ、徐々にパン食と香辛料が普及し、犬食が忌避される。宋代には箸が縦に置かれるようになり、羊肉の地位が向上し、炒め料理が普及したが、料理は概して淡白であった。続く明清期に、珍味(フカヒレ等)や唐辛子が普及し、この時期に今日の「中華料理」が確立する。しかしその後も中華料理は変化し続け、経済開放後は香港料理の北進が見られる。以上が本書の粗筋である。本書では、「食文化に大きな変化が起きた時代に注目し、変化の背後に何があったかを究明するのが目的」であるとされ、それゆえに個別の素材・調理法・マナー等に即して、地域差・階層差・時代差の問題が論じられているのが特徴である。また、中華料理がさまざまな異民族との平和的・戦闘的な交流の中で形成されてきた雑種料理であり、常に変化しつつあるものであるという著者の立場は、安易な日中文化の図式的比較とは一線を画し、非常に説得的である。煩雑な内容をここまですっきりまとめているのには敬意を表したい。各章はある程度独立しており、また料理自体に関心のある人向けにも書かれている。読みやすく有益。 ダイナミックな中華料理史 (2003-06-21)
中国では古代から現代まで王朝が変転し、また周辺異民族による侵入、支配が繰り返されてきましたが、そういった長い歴史のなかの歴史的分岐点において漢民族の食文化が劇的に変化してきた事実が詳らかにされています。 中華料理の歴史が1冊に凝縮 (2002-07-31)
春秋戦国時代~清朝~そして現代までの中国の料理の歴史が | |
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