チベット語になった『坊っちゃん』―中国・青海省 草原に播かれた日本語の種中国文化 - 単行本 - 2005/12/15 |
山と溪谷社
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)中村 吉広 1958年、福島県いわき市に生まれる。4歳のとき、父親の転職で長野県上田市に転居、言葉の壁を知る。東洋大学哲学科卒。在学中、欧州文化の理解のためにイスラエルのキブツへ。その後、海外放浪を続け、帰国後、塾講師、塾経営などを経て、日本語教師免許を取得。チベット仏教の研究を進めるうちに、中国・青海省チャプチャの青海民族師範専科学校に語学留学し、2001年から日本語講師に就任。2002年3月、帰国。現在、ブログ「旅限無」を開設中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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【 チベット語になった『坊っちゃん』―中国・青海省 草原に播かれた日本語の種 】価格:¥1,680発送可能時期:通常24時間以内に発送 リリース:2005-11 リリース:2005-11 セールスランク:383511 単行本 著者:中村 吉広 出版:山と溪谷社 (ASIN/ISBN:4635330397, EAN/JAN:9784635330398) |
カスタマーレビュー (全レビュー数:7) |
千と千尋に匹敵する良心の書。
(2007-10-24)
読む人によって千変万化する良書、ある人は比較文化論を感じ、ある人は民俗学を感じ取る。私は行間の中国政府の横暴さを感じたが、この事は余り強調すると恐らく現地の人に迷惑がかかるのと、再度の訪西蔵を妨げる可能性が強いので、これ以上触れないが、最近報じられる事の少ないチベットの現状を伝える優れた報道との見方も出来る。 熱血教師のチベットにおける日本語教育の記録
(2006-01-29)
チベット留学生が日本語教師となり、チベット語と日本語が両方とも膠着語(ヨーロッパ言語のように語形変化によらず、「てにをは」等の助詞によって言葉をつなぐ言語)であることを生かした教育方法で驚くほどの効果を挙げ、ついに夏目漱石「坊ちゃん」の半分をチベット語に翻訳することに成功することを中心とした4年間の記録である。生徒と著者、チベット人教師と著者との心温まる熱い交流は感動的だが、その他にも言語・文化・宗教にわたり豊富な体験が述べられており密度の濃い本である。 最後の別れの場面では涙しました
(2005-12-31)
チベット留学から一転してその学校で日本語教師となった筆者が3年強にわたり悩み奮闘した物語です。チベットで日本語を教えることを通じて現在のチベット語(族)の問題を、筆者は戦後日本の日本語(国語)教育の問題とそれに伴う現在日本人の日本語表現力の問題、日本における標準語と方言に問題、さらには「坊ちゃん」のうまれた明治という時代状況ともシンクロさせていき、現代日本人に向け大いなる警笛を鳴らしているのではないかと思います。さらには筆者が「坊っちゃん」にでてくる「坊っちゃん」自身にも、また明治という時代に生きたその著者夏目漱石にも投影されているようでもあり、筆者の奮闘や苦悩、そして矜持がひしひしと伝わってきます。 知ってるようで知らないチベットに興味が沸きました
(2005-12-16)
チベットという国は、辺境の地というイメージしかありませんでしたが、まるで昔の日本を見ているような気持ちになりました。アジア圏の国の複雑な事情が背景にある教育、文化とそこに住む人々の純粋な気持ちが、日本の「坊っちゃん」という小説をチベット語に訳す日本語教育の中で見えてきて大変興味深い。日本人が忘れがちな自分の国の文化や意識を、思い返させてくれる内容でもあります。チベット語と日本語の文法が非常に似ていることから生徒達が日本語を急速に習得して行くところは感動的ですらある。ゆっくりと読書を楽し見たい人向けです。お薦めします。 今のチベットがそくそくと伝わってくる
(2005-12-15)
気がつくと、読み手にそっくりなチベット人が |
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