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ファーストフードマニア Vol1 中国・台湾・香港編 (1)

ガイドブック - 単行本 - 2008/01/25

社会評論社
出版社/著者からの内容紹介
マクドナルド+ケンタッキー=マクタッキー!吉田屋の牛丼、Mo_ Burger、自宅の台所をそのままフランチャイズ店の様にした店、不気味な物体が流れる回転寿司屋などなど、中華圏のマジで逝っちゃってる外食チェーン店を徹底調査!!

出版社からのコメント
「こんな感じだろ、アメリカってのは」と外観・内装を演出しておけば若者から人気が出るだろうと安易な発想で勃発したファーストフードビジネスin 中華圏 for 一攫千金 by チャイニーズ in 世紀末 to 21st Century。ところが結局、中華民族固有のDNAの反作用が色濃く滲み出てしまっている始末......(同じミスを日本人も犯しがちだけど......)。外国に勘違い憧れ、早とちりカブレした結果のマヌケな惨状を一大冷やかし!

著者について
黒川真吾(くろかわ・しんご) 中国
1977 年神奈川県生まれ。中国の新疆大学に留学後、株式会社サーチナに入社。メディア事業、ファナンス事業部アナリストチームを経て、現在はフリーのライターに。上海を拠点に、株式市場など金融を中心とした中国の情報を扱う。趣味はいまのところビール。そのうちカヌーを引っさげ、中国秘境の川下りをしたいと目下計画中。
田村まどか(たむら・まどか) 台湾
大学時代に北京に留学したことを機に中国の面白さにはまり、卒業後株式会社サーチナに入社。メディア事業部にて中国の政治、経済、エンターテインメントなどの記事を担当。その後株式会社NNAに入社し、台湾の経済、IT分野を中心に執筆している。執筆がはかどらない時は台湾のアーティスト、周杰倫(ジェイ・チョウ)の音楽をバックミュージックにしてパソコンに向かった。

武田信晃(たけだ・のぶあき) 香港
『北海道建設新聞』、『週刊香港』を経て現在はフリーランスのライター。中国・香港の政治・経済を中心に執筆している。また、サッカー、モータースポーツ、ラグビー、バレーボールなどスポーツの取材にも力を入れている。足を使った現場での取材をが得意なため、小さい香港は取材にはぴったり。今回の執筆ももちろん全店に足を運んだ。

抜粋
●「刑事 鬼貫八郎」でも解明できるかどうか......
はっきりいってやりすぎである。これほどあからさまなパクリは聞いたことがない。その名も「麦肯基」。マクドナルドの中国語「麦当労」とケンタッキーの「肯徳基」を掛け合わせた名称だ(ですよね?創設者さん?)。ここまでくると何かすがすがしさを感じてしまう。逆に「訴訟はダイジョウブでしょうか?」などと心配したくもなる。日本人ならビビッてしまうような名前だが、これをやりきってしまうのが中華民族のバイタリティーなのか。ここはやはり賞賛すべきなのだろう。しかし、かなり怪しい。というか、創設したのが誰で、いつかなど5W1H がよく分からないのだ。いろんな説がある。いろんな説がある時点で既におかしいのだが、真相はどこにも書いていないという現実もある。まず、「Maikem」という米ファーストフード会社があって、その会社が海外展開する上で中国に進出したとある。また、外資の進出が旺盛な昨今、民族主義な社長さんが立ち上がった的な内容もあったりする。一番ホントっぽいのは1960 年代に米ウィスコンシン州ミルウォーキーにあった「マディスン・マッケンジー・ハンバーガー&コーヒーショップ」なるお店にほれ込ん盛G隆雋浜存覆箸いΣ饉劼羚颪貌各靴燭里海蠅世箸いΑ任盻颪い討い栃辰燭韻鼻△海譴發い砲皀Ε修気い任垢茲諭曠鵐箸里海箸呂い辰燭げ燭覆里澄造離潺好謄蝓湿發茲蠅茲辰櫃疋潺好謄螢▲垢任△襦ぢもちろん、麦肯基のホームページにはそんなことは書いていない。だいたい、麦肯基のホームページには会社の歴史に関することが書いていない。普通、会社ホームページには創設時の美しい話とか社長のエラカったことなど、ハタから見ればどうでもよいことを、美句をふんだんにちりばめて延々と書いてあるでしょう?それがないのだ。
断片的に分かったのは、どうも本部は中国南部の広東省広州市らしい。どうもフランチャイズを全面的に押し出しているようで、積極的に参加を呼びかけているらしい。しかも、どうも5000 ~1万元からフランチャイズ加盟できるらしい。不確実なことばかりで読者様方には大変恐縮なのだが、でも仕方がないのだ。こちらがホントのことを知りたくてしょうがないのだ。また、フランチャイズ料の1万元は中国でもそう高くない金額。マクドナルドなどが300 万以上のことを考えると破格の値段だといえる。上海、深圳など大都市に働くホワイトカラーなら貯蓄の中から難なく払える額だ。外資のフランチャイズに参加するお金の約10 分の1で、「世の中にこんないいことがあっていいのか?さあ、あなたも参加しましょう!お金はお店を見てからで結構です!(会社関連ホームページより抜粋)」だという。これに騙される奴はいるのだろうか......?だが、確認できただけでもお店は中国各地に30 店舗ある。騙されたのでなければよいなあと人事ながら感じてしまう。結局、なんだか分かったようで全く分かっていないが、麦肯基が存在すぁ襪里世韻漏里澄C羚颪呂気垢鳳爾ぁ修Χ銘鄂Г覆海箸鮓世辰銅,砲い里澄●マクドナルドとケンタッキーを足して2で割った外観
まずは店舗の外観から。これはマクドナルドとケンタッキーを足して2で割れば麦肯基である。マークは麦肯基(英語名:MCCONKEY)の「MCK」がデカデカと貼ってある。こころなしか「M」がマクドナルドと似てるかなと。大手外資との違いはそのくらいである。また、マスコットもいる。鶏だ。だが、このマスコットは可愛くない。なんとなく愛嬌がないのだ。正直ビミョーで、少なくとも地域のアイドル的な存在にはなりえないのではないかと、心配しきりである。
店内は中国のインチキファーストフードにありがちな安っぽさでまとまっている。全席カラフルなプラスティック椅子とテーブル、なんとなく明るい店内、個人差が激しすぎるカウンターのお姉さんの応対など、この手が好きな人にはたまらない。まさに失禁モノの愉しさである。
メニューはマクドナルドとケンタッキー、それにサブウェイが入り混じったものと考えていただければ分かり易いだろう。ビックマックにケンタッキー風チキン、サブウェイ風サンドなど、3社にあるメニューはすべて網羅しており(モドキだけど)、抜け目がないのだ。ツイスターモドキさえあるのは脱帽で、もうやりたい放題。ただ、メニューの一つ、「麦香童子鶏」は子供向きとあるが、これはどうなのでしょうか。首をぶった切った鶏1匹をそのまま揚げたもので、贔屓目にも美味しそうとは言えない。はっきり言ってグロテス
クである。きっとお子様は度肝を抜かれることだろう。

●角度によってカミソリ並に鋭利なスプーン
味についてはこれといった特徴がない。いたって普通の中華式ファーストフードな味だ。つまり、そこはかとなく中華スパイスの匂いがする。だが、ぱさぱさしたバンズとくず肉を合わせたバーガーは最高だと言い切ってもいい。厭味で言っているわけではなく、マ●クのように「安っぽいもの同士を組み合わせると味にまとまりが出る」という法則を遺憾なく発揮したものだと考える。であるからして、日本人でもわりと違和感なく食べられるはずだ。
同社が自社製品について「一部はマクドナルドの味を超え、一部はケンタッキーを超えている」と非常に謙虚に言うよう、なるほど一部は確かに美味しく感じる。でもやはり一部なのですよね。全体を覆う胡散臭さはどうしてもぬぐえない感がある。それに毎度だが、甘くないドリンクがないことも口の中の不快感を増長する。
しかし、問題はバーガーでも、キンでもなかった。問題はアイスクリームである。これは身体に関わる問題でもあるから充分に注意して頂きたい。このお店のスプーンは角度によってかなり鋭利である。スパッと切れる。もしかしたら殺人も可能かもしれない。そのくらいのカミソリ具合である。中国の粗悪品によくありがちだが、とにかくプラスティックを機械で切断してみましたという業物で、下手な角度で口に運ぼうものなら唇や舌、口の中が大変だ。バニラアイスがイチゴソースをちりばめたようになってしまう。ポイントはスプーンに触れないことで、舌の上にアイスを落とすイメージである。くれぐれも用心を。実際、大変なことになった中国人がいます!
麦肯基はセットメニューが豊富。ドリンクとポテト、それにチキン、バーガー、ツイスターの中から1種類が選べる「スーパーセット」や、「スーパーセット」とほとんど変わらないが名前が違う「お子様セット」、バーガー2個にドリンク1 個、チキン、アイスクリーム、アップルパイがそれぞれ1個ずつ付く「デート用セット」などがある。中でも、変わっているセットメニューは「スーパー中華セット」だ。これは白米にサラダ、中華スープ、それにメインディッシュ1皿が選べるというもの。メインディッシュは中華料理でも豪華とされる料理が10 種類の中から選べる。「体に良いものばかりを選んでみました!」と同社ホームページにあるが、いかにも体には良くなさそうで、わざわざこの店に行く必要もないと感じてしまうのは天邪鬼すぎだろうか。それになぜハンガーガーショップでわざわざ中華を食べなくてはいけないのか?ちゃんと顧客のニーズをリサーチをしたのか?不信は増すばかりだ。


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単行本商品情報

【 ファーストフードマニア Vol1 中国・台湾・香港編 (1) 】

価格:¥1,890
発送可能時期:通常24時間以内に発送
リリース:2007-12
リリース:2007-12
セールスランク:132735
単行本
著者:黒川真吾, 田村 まどか, 武田 信晃
出版:社会評論社
(ASIN/ISBN:4784509917, EAN/JAN:9784784509911)
カスタマーレビュー評価平均:5.0(全レビュー数:1)
 評価:5我が道を行く調査報告  (2008-02-05)
立派なたたずまいでも、何かが違う中華圏のファーストフード。
つまり、本文にある通り「こんな感じだろ、アメリカって」といった感覚で創られていたのだ。
しかたなくその店に入るのではなく、楽しんで食べに行ってみようと思わせてくれる本。
よくこんな題材を思いついたものだ。
うそをついていても、うわべは取り繕う日本の食品業界。
だが、ここまであからさまなうそはつけないであろう。
いけばわかるさ、中国大陸。
がっかりしても知らないけれど。
くやしいと思う前に、まずこの本を読んでから出かけてみてはいかがですか。
たんなる通り一遍のガイドブックと異り、その店に行き・食べ・調べている、一つの調査
けんきゅう発表となっています。
ぶすっとした店員も、この本を読んでから行けば、愛くるしいと思えるから不思議。

ジャンル(ブラウズノード)
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