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黒龍江省の歴史


古代には粛慎地、漢代には夫余地と呼ばれていた。唐代では渤海国に属し、遼では「東京」、金では「上京」、元では「遼陽」、明では「幹都」と名を変えた。清代1671年に黒龍江のそばに都市が造られ、黒龍江城と名づけられた。のち、「黒龍江省」となる。省都の哈尓浜は約100年前、東清鉄道を敷設したロシアが街づくりをした。
先秦時期には粛慎、ワイ貊、東胡の三大民族系統の先住民がおり、粛慎は漢代には挹娄、魏晋には勿吉、隋唐には靺鞨、金代には女真と称し、清代になって満州の名が起こった。
黒竜江地区に最初に樹立された地方政権はワイ貊系の扶余国で、後に高句麗が分かれた。唐には渤海が起こり、また北方には室韋都督府、黒水靺鞨都督府が置かれた。
契丹は渤海を滅ぼした後、東丹国を樹立した。金王朝は会寧府(今のハルビン阿城市白城)に建都し、後に燕京(北京付近)に遷都した。元代には開元路、水達達路が置かれて遼陽行省に属した。明代には奴儿干都指揮使司が置かれて女真族を間接支配し、清初には寧古塔昂邦章京が置かれ、後に吉林に移り、吉林将軍と改称した。さらに黒竜江将軍が増設され、黒竜江流域の広大な地区を管轄した。
1680年代に清朝はロシア帝国とネルチンスク条約を結び、ロシアとの国境を画定したが、1858年のアイグン条約と1860年の中露北京条約により黒竜江以北、ウスリー川以東の領土を失った。
20世紀初めまでに漢族が大量に移住し、1907年に黒竜江省が新設されるとチチハルに省会(省都)が置かれた。

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