蘇繍にほ二千年以上の歴史があり、春秋ご時代すでに服飾に用いられていた。 1956年に蘇州の虎丘山雲岩寺パゴタから発見された刺繍宝相花絞径秩は、五代から北宋にかけての逸品で、現存する最古の刺繍である。

南宋時代、刺繍技術はすでに成熟してあり、明代には精緻かつ清列な蘇繍が完成した。清代の蘇繍は種類豊富で、流派もしだいに多くなり、名人が生まれた。蘇繍は優れた図案、鮮やかな色彩、豊富な刺繍技術と地方文化の影響を受け、湖南の湘繍、広州の粤繍、四川の蜀繍とともに中国四大刺繍となった。

1949年以後に設立された蘇州刺繍研究所は、伝統技法の発掘と整理と革新に努め、清代以来の18種針法を40種以上に発展させた。また独自の刺繍技術として双面異繍、乱針繍や三異繍、環形繍などの新技術を生み出している。