拼音(ピンイン、pīnyīn)は、漢語拼音字母(かんごピンインじぼ、Hànyǔ pīnyīn zìmǔ)の略であり、中国語の音節を音素文字に分け、組み合わせる方式で表せるようにした文字体系のこと。1958年に中華人民共和国が制定した。当初は将来的に漢字に代わる文字として位置づけられていたが、現在では中国語の発音記号として日本を含め世界各国で利用されている。なお「拼音」(ピンイン)は、中国語で2つ以上の音素が組み合わされた連音を指す一般名詞であり、他の発音記号と区別するときには「漢語拼音」と呼ぶ。

ラテン文字のvを除く25文字を組み合わせて発音を表し、主な母音の上に声調符号と呼ばれる4種のアクセント記号を付して声調をあらわす。他に、ウムラウトと区切り符号(アポストロフィー)が用いられる。