マカオ人のうち約8割が広東出身者で占めている。広東人の商売に対する情熱は、どの省の人々より強い。「商売せずに冨は得られず」という意識が一般の市民にまで浸透している。ある広東人は自らの民族を「永遠に金銭を追いかけている人種である」と言い切る。まさに、「東西南北中、財を成すには広東」といわれる所以である。