智儼(ちごん、602年~668年)は中国華厳宗の第二祖とされる僧。天水(甘粛省天水県)生まれ、12歳で華厳宗初祖とされる杜順に見出され、14歳で出家、サンスクリットを学び、学僧となる。華厳経の注釈学と心の問題を扱う唯識学を統合し、華厳教学の事実上の創始者となる。
12歳のときたまたま杜順が自宅を訪れ智儼の頭を撫でて、「これ我が子なり、われに還りて来たるべし」と父に向かって言ったので、父は智儼を杜順に託したという。