西双版納傣族自治州(シーサンパンナ・タイ族自治州)は雲南省の最南端に位置する自治州。
シーサンパンナの漢字表現は、12の千の田を意味するタイ語「シップソーンパンナー(สิบสองปันนา)」を北京語で音写した表記である。日本では「西双版納」の雲南方言を経由したシーサンパンナまたはシーサパンナ等が広くもちいられている。
首府は景洪市であり、古来より少数民族タイ・ルー族が住居し、象が生息、上座部仏教が盛んであるなど東南アジアのような光景が見られるため、近年観光地として発展している。
- 総面積:19,700km²
- 電話番号:691
- 行政区画代碼:532800
地理 
西双版納傣族自治州(シーサンパンナ・タイ族自治州)は、南はラオス、ミャンマーと966キロメートルに及ぶ国境線を接する。上流ではザチュ(雑曲)河、地元では瀾滄江(百万の象を意味するランサーンに由来する)と呼ばれるメコン川が南流し、メコン水運でラオスやタイと繋がる。
歴史 
先秦時代は哀牢国の版図に含まれ、南詔の時代になると茫乃(ムアン・ナイ)道を設置した。シップソーンパンナー(西双版納)の建国は、1180年にパヤー・スンカムンがムアン・チエンフン(景洪)で王を称したこと始まる。13世紀にはモンゴル帝国の侵攻があり、元朝へ帰順し、更に明朝が興ると1382年には明に服属している。16世紀にタウングー王朝が成立すると東方への攻勢を強め、周辺のタイ族による諸国家を支配下に置くことに成功し、この過程で上座部仏教やビルマ文字を吸収した。
19世紀、列強諸国が東南アジアに勢力圏を設定した際、シップソーンパンナーは中国の領土とされたが、その後も内政は従前の通り歴代王が清朝、中華民国より土司の称号を受けて名目上中国に属するという状態が継続していた。1956年、中国人民政府のもとで行われた社会改造により、従来の国家組織が解体、王国は滅亡し、タイ族の自治州が設定されることとなった。
文化 
シーサンパンナでは、赤米、なれずし、納豆など漢民族地域にはない日本と共通する食品が今も作られ、米作中心の田園風景なども「日本人の原郷」を感じさせる。このため、日本人観光客にも人気がある。
交通 
- シーサンパンナ・ガサ空港
- 景洪港
雲南省の行政区画 
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