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キンシコウ - 中国データベース

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キンシコウ



キンシコウ(金絲猴、Rhinopithecus roxellana)は、中国西部、チベットに生息する霊長類である。ゴールデンモンキー、チベットコハナテングザルとも呼ばれる。最も寒冷な地に生息するサルとしても知られ、チベットの標高3000メートルの地に生息し、摂氏 -5度という冬の気温に耐えられる。

国際自然保護連合(IUCN) のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」とされ、「絶滅危惧II類」に分類されている。また中華人民共和国では国家一級重点保護野生動物に指定されている。

オスの体長70cm程度、尾長70cm程度、メスはオスの半分程度の大きさである。オレンジ色の長い体毛をもつ。青白い顔にはつぶれたような形の特徴的な鼻をもつ。

キンシコウは、中国西部、チベットの山間部の森林に生息している。1頭のオスと数頭のメスからなる群れを形成する。これをユニットと呼び、数ユニットが集まって、さらに大きな群れをつくることもある。

果実、種子、木の葉などを食べる。雪深い冬の間は、ヤナギ、クルミなどの木の皮が食糧となる。ウシなどと同様、胃の中に植物繊維を分解する微生物がおり、そうしたエサでも栄養に変えられることが、冬の高山でも生きていける理由だといわれる。また、この微生物が繊維を分解する際、発酵熱といわれる熱を発する。この熱を利用することで氷点下の寒冷地でも体温維持しているという。

妊娠期間は約200日。通常、1子を産む。

キンシコウは西遊記に登場する孫悟空のモデルとなったサルとして知られているが、これは1980年代に日本のサル研究者がテレビ番組中でそうかもしれないと言った一言が一人歩きしたもので、西遊記の研究者からは否定的な見解が出されている。しかし、更に他の見解では、インド地方の叙事詩ラーマーヤナに出てくる、ハヌマーン神という金の肌に、朱色の顔面を持ち、丈の長い尾を動かし、さまざまな神通力を操る猿の御神がその元ではないかと言う見解もあり、また西遊記の登場人物である玄奘三蔵法師がインドへ旅立ったことからも何かしらの影響を受けた可能性があることと共に上記の見解を全否定はできず、諸説が混在している状態といえる。


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