中国文化と中国人 - 恋する中国

葷酒席(一般酒席) - 中華料理大全


葷酒席(一般酒席)



葷酒席とは、一般に普及している宴席料理のことで、冠婚葬祭など目的に合うように座が整えられ、料理が準備された酒席。満漢全席や三疊水席、素席、清真席といった特別な酒席に対し、一般酒席といわれる。
葷酒席の「葷」とは、肉や魚の料理を意味し、その反対は素席の「素」である。
この葷酒席は、城市酒席と郷間酒席とに分けることができる。「城市」は中国語で「都会」を意味し、「郷」は「田舎」を意味する。

城市酒席(城市席) anchor.png

城市酒席は、都会で発達し、一般化した宴席料理のことで、頭菜に用いられる材料の種類によって席の呼称がつき、宴席としての格が区別される。頭菜の材料には、ほとんどが乾貨と呼ばれる山海の珍味を乾燥させた材料(燕の巣やフカヒレなど)が用いられる。
最上等の宴席は、ツバメの巣を使った燕窩席、次がフカヒレによる魚翅席、その次がナマコを使った海参席…といったようになる。

Page Top

郷間酒席 anchor.png

郷間酒席は、田舎(農村)における素朴で大規模な宴席料理のことである。卓数は少なくも数十卓余り、多いと数百卓にもなる。
素朴であるが、その中に各地方ごとの特産物を用いており、かける予算によっては、やはり高級な鮑魚席(アワビ)や海参席(ナマコ)などの宴席料理も含まれる。
また、長い年月によって合理化されており、いくら卓数が多くても、十分料理を供することができる。ただ、料理の質という点では、数卓分を供すればよい城市酒席と比べ、やや差がある。




中華料理大全 - 葷酒席(一般酒席)

サイト内検索
LINKS
Copyright © 2001 - 2020 Area Zero All Rights Reserved.