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医食同源



医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方のことである。

中国における「医食同源」的な思考とは、「肝臓を食べると肝臓に効く」「脳を食べると脳にいい」 「心臓を食べると心臓によい」といった様な中国漢方的なものである。

中国人にとって食事は人生の大事な楽しみのひとつとされる。
中国人の場合、大勢で1つのテーブルを取り囲み、楽しく会話をしながら食事をするのが普通である。どのテーブルからも旺盛な食欲と、同席者との盛んなコミュニケーションが感じられる。
中国人にとっての食事の意味は、人との和を保つことにある。人の和を重要視するからこそ食卓は賑やかになり、会話もまた盛んになるのである。

そしてもう1つ、中国人の食に対する考え方について忘れてはならないものがある。それが「医食同源」である。
中国人にとって、食べるということは、胃袋を満たして満腹感を得ることだけが目的ではない。
身体にいい食材を日常的に口にすることで、体調を調整したり健康を保つことが食べるということで、予防医学的な意味合いが濃い。これがすなわち「医食同源」であり、それに基づく食事が「薬膳」である。
中国人は幼い時から食事を薬膳としてとらえている。どの素材はどう食べれば身体に良いか、どの素材とどの素材を組み合わせればより効果が高まるか、また、反対にどの素材にどの素材は相性が悪いから一緒に調理をしないほうが良いかなど、一般常識としていろいろなことが頭に入っている。それほど「医食同源」の考え方が国民に深く根をおろしているのが中華料理なのである。
そこで、中国人にとっての食事の意味を考えるとき、それは次の二つの大きな柱からなるといえる。

  1. 食事は「礼」を重んじながら楽しむものである。その際、会話もまた食事のひとつである。
  2. 食事は満腹感を得るためだけではなく、病気を予防し、健康を維持するためのものである。

ちなみに、「医食同源」という言葉自体は、中国の薬食同源思想から着想を得て、近年、日本で造語された。この言葉「医食同源」は発想の元になった中国へ逆輸入されている。


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