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席次のマナー - 中華料理大全

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席次のマナー



席次は中華料理でも大変重要である。
特に大切なゲストを招いての会食であれば、席次を間違えるとさしつかえがおきることになる。
中国では昔から「天子南面す」といわれ、主客は南向きに、次席はその左に配席されるのがしきたりであった。
しかし現在では部屋の構造や、円卓か角卓かによってもその通りにいかなくなり、時にはゲストをもてなしやすいという意味で、中心となる席にホストが座るケースもよくある。状況に応じて一番妥当と思われる席次を組むのが実情である。

上座と下座 anchor.png

一般席、個室にかかわらず、そこには必ず上座(上位席)と下座(下位席)が存在する。
上座、下座の考え方はほかの料理の場合とほとんど同じで、和室や洋室の場合と同様である。
ひとつの円卓はふつう8人掛けになっている。基本的には、出入り口から一番遠いところが上座、出入り口に一番近いところが下座になる。中でも、外の景色を眺められる窓に面した席は一番の上位席である。ただし、その席であっても、窓を背にして座るなら、そこは下座である。
窓がない場合の個室であれば、入口から遠く、壁に大きな絵がかかっていたり、上等な調度品が飾ってあったりするその前が上座となる。
上座や下座がわかりにくい場合は、壁際など奥まった落ち着きやすい席が上座だと考えてよい。通路側の席は下座になる。
中国では「左をもって尊しとする」ことから、その上座の方から見て左側の方が次席、右側の方が三席となり、四席からも左、右…と進む。そして円卓では上座の正面の席、出入り口に一番近い席が下座となる。

上座は社会的地位が高い人や役職の高い人、あるいは年長者、目上の人が座るというルールは中華料理の場合も同じである。
下座に座った人は、店の人とのやり取りやオーダーなどを引き受ける。

席次はサービスする側にとっても大変重要であり、特に主賓席は大きな意味を持つ。それは、サービスはすべてその席からスタートするのが基本だからで、料理を配るにも飲み物をサービスするにも、まず主賓から行う。そのために主賓席には確実に主賓に座ってもらわなければならない。
主賓席がはっきり分かるような部屋、テーブル配置ならいいが、そうでない場合、ホストはサービスする側から主賓席の位置を聞いておくことが重要である。

招待や接待の場合は、主賓(ゲスト)が一番の上座に座る。中国は礼儀を重んじるため、主賓は一番の上座に座り、招待主(ホスト)は主賓の隣に座る。この際、主賓の左右どちらかに座るかは状況に応じて決める。また、招待主が主賓の対面、つまり一番の下座に座るということもある。

中華料理のレストランなどでは、主賓が席に着くまで出入口近くで待つようにする。

料理は上座の人から取り分けることができるように、もし目の前に料理が置かれた場合でも、テーブルを上座に回わす。


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