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紫梅酒 - 中国酒大全

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紫梅酒



紫梅酒は、黒龍江省尚志市一面坡鎮産の果酒で、酒精度は15.5度。糖分22.5%。濃い甘口の酒で、全国優良酒に選ばれている。

この酒の工場は、一面坡鎮の郊外にある。
南には完達山系が重畳と続き、北は清冽な馬延河の流れにのぞんでいる。山と水に囲まれたこの街は、毎年、春から夏にかけて多くの花が咲き乱れ、秋ともなると満山いたるところに果実が実る。
風が枝を揺らすと、いまにも実が落ちるほどの豊さで、山ぶどう、海棠、花紅(りんごの一種)など数十種の果実のほかに、特産の紫梅、草梅、樹海など、醸造に適した珍果、奇果ばかりで、まさに天然の美酒の里である。

政府は豊富な山の資源を利用するため、第一次五ヵ年計画のとき、数百万元を投資して大きなワインと果実酒の工場を建設した。それがこの工場である。

1970年代には40種以上の果酒を生産するようになったが、そのうちもっとも優美な酒として知られているのが紫梅酒である。

この地方特産の黒豆果(すぐり)を原料にして造られる。黒豆果は学名を黒醋栗といい、熟すと濃い紫色になる。ビタミンを豊富に含み、水分が多く、果物のなかの王者といわれている。酸味と渋味がひどく強いので生では食べられないが、醸造すると特殊な風味をかもしだす。
また、原酒中にビタミンが含まれているため、人体に有益といわれている。

酒液は鮮やかな紫色。黒豆果の天然の香りがする。味はほんの少し酸味があり、それがうまく調和していてやわらかなまるみを感じさせる。


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