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北京桂花陳酒 - 中国酒大全

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北京桂花陳酒



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北京桂花陳酒は、北京市産の果酒で、酒精度は15度、糖分14%、一種の加香ワインである。

桂花陳酒は北京以外でも造られているが、北京葡萄酒廠の桂花陳酒は全国優良酒に選ばれている。

桂花陳酒は清朝宮廷の秘酒といわれ、桂花(もくせい)の香りと、ワインの甘い香りがとけあった芳香が最大の特長であり、楊貴妃が愛飲したといわれる酒である。
酒は琥珀色で、独特の風味があり、適度な甘味と酸味をもつ。

酒名の桂花陳酒は、毛沢東の『蝶花恋』という詩の一節にある「桂花酒を捧げ出る」に触発されて試醸したことに由来しているというが、この酒はもともと桂花陳酒といって、長い歴史をもっている。

唐の玄宗皇帝(685~762)が楊貴妃のために造らせたワインという説もある。封建時代、皇帝の食膳に出された「桂花東酒」がルーツである。ただ「桂花東酒」というのは誤りで、誰かが「陳酒」を「東酒」と誤って書いたため、桂花東酒として伝わってしまったといわれている。

清初の人、潘栄陛の『帝京歳時記勝』には、「八月、木犀(もくせい)薫る時節に、咲き誇った花びらを精選して酒を醸成する。甕(かめ)に入れて密封三年、はじめて佳醸となる。酒香は甘くまろやか。食欲を催させ、魂をやわらげることに功あり…」とある。宮廷の御膳房で醸造し、特権階級だけが飲んでいたため、市中には出回らなかった。

北京葡萄酒廠は、桂花陳酒の秘法を手に入れて研究し、大量生産できるようになった。その後、桂花酒は桂花陳酒と名付けられ、1959年、国慶十周年の献礼酒になったのをはじめとして、世界的にも知られるようになり、1985年にはフランスで国際品質ゴールデン・リーフ賞を受賞、さらにスペインでも第四回国際アルコール品質賞を受賞している。

桂花陳酒は、長年陳醸した上等の白ワインをベースに、木犀(もくせい)を香料として配入し、醸成する。
原料には中国でもっとも木犀の栽培が盛んな蘇州、杭州の金木犀(きんもくせい)を使う。それも初花を摘んで加工するのが最高といわれている。


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