中国文化と中国人 - 恋する中国

煙台紅葡萄酒 - 中国酒大全

HOME > 中国酒大全 > 中国の名酒 > 果酒 > 葡萄酒 > 紅葡萄酒 > 煙台紅葡萄酒

煙台紅葡萄酒



煙台紅葡萄酒, 106.jpg

煙台紅葡萄酒は、山東省市産の赤ワインで、酒精度は15.5~16.5度。糖分は11.5%~12.5%。全国名酒に選ばれているワインである。

原料の玫瑰ぶどう独特の香りがあり、酒精分、糖度、酸度が適度に調和した甘口のワインである。

煙台葡萄酒公司の前身だった張裕醸酒公司は、光緒十八年(1892)の創業である。昔はこのワインを玫瑰香紅葡萄酒と呼んでおり、この工場の伝統的な名酒である。中国革命の先駆者、孫文も、このワインに「品重醴泉」の賛辞を贈っている。

煙台は山東半島の渤海湾に面した街で、気候は温和、雨量も適当にあり、土地は肥えて水質もやわらかく甘いという、ぶどう栽培とワインの醸造にもっとも適したところである。

1892年、インドネシア華僑の張弼士は、資本家を募って張裕公司を設立し、1913年までの約20年間に郊外の東山と西山に一千アールのぶどう園をつくり、120余種、約25万株のぶどうを植えた。その中にはワインに適した蛇竜珠、赤霞珠、解百納、瑪瑙紅、梅鹿輙、酔詩仙、大宛紅、魏天子などの品種が含まれていた。
また、張裕公司は工場を建ててワインの試醸をはじめ、オーストリア領事館の職員を技師にして赤ワイン、白ワインのほかにベルモット、ブランデーなど16種類の酒をつくった。それが近代的ワイン工場のはじめである。1914年から製品を売り出して好評だったが、1939年、工場が焼けてから修復はしたものの、元の状態には戻せなかった。
新中国成立後、張裕葡萄酒公司は急速に発展し、農園を二倍に広げて工場も一千平方メートルに
拡張した。さらに設備を充実させて煙台葡萄醸酒公司と改称した。
工場のぶどう園で栽培している玫瑰ぶどうには紅、紫、黄、白など七種があり、色、味、香りと三拍子そろった醸造に最適の品種で、調色、染色にも用いられている。

このワインは、上等の玫瑰香ぶどうのほかに20種類以上のぶどうを混合して醸造する。原料は熟れすぎたものは避け、まだ青い粒そろいの顆粒を厳選し、含糖量は最低14%、染色ぶどうは最低12%となっている。


HOME > 中国酒大全 > 中国の名酒 > 果酒 > 葡萄酒 > 紅葡萄酒 > 煙台紅葡萄酒

HOME > 中国酒大全 > 中国の名酒 > 果酒 > 葡萄酒 > 紅葡萄酒 > 煙台紅葡萄酒

中国酒大全 - 煙台紅葡萄酒

サイト内検索
LINKS
Copyright © 2001 - 2017 Area Zero All Rights Reserved.