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北京蓮花白酒 - 中国酒大全

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北京蓮花白酒



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北京蓮花白酒は、北京市産の薬酒で、酒精度は50度。糖分は8%。

蓮花白酒は水晶のように透明で、濃い薬香と酒の香りが渾然ととけあった露酒である。原料は白蓮の芯。甘くまろやかで、独特の風格をもった酒である。多くのファンをもち、全国優良酒にも選ばれている。

蓮花白酒には四百年の歴史がある。明朝の万暦年間(1573~1619)、宮廷内で御酒として造られたのが初めてだといわれる。文献によると、宮廷内の見渡すかぎり青々とした蓮池から蓮の芯をつみとり、薬料をくわえて醸造するので、蓮花白酒と呼ばれている。瓷器の容器に注ぎ、上を繻子の黄雲のふくさで覆い、その酒で腹心の臣下を賞したわけであるが、味は清醇そのもの。文字どおりの美酒でも、飲みすぎるわけにはいかないと誌して、その優美さを称えている。
清朝になってから、王公貴族のあいだでますますこの酒の醸成が盛んになり、毎年夏、頤和園万寿山の白蓮池で行われる避暑では、この酒を飲むのがならわしになっていた。しかも、白蓮池の蓮は白い花、白い茎、白い根で知られ、名品、貴品、珍品と賞されていた。その白蓮の芯を白酒に浸して熟成を待つので、名実ともに蓮花白酒になったわけである。その後、民間にこの酒が伝わり、ようやく世間に知れ渡った。

1959年、北京葡萄酒廠は蓮花白酒の秘法を集めて古老たちと醸造法を研究し、古趣あふれる風格の酒がつくれるようになった。人々は「かつて王家が独占して楽しんだ酒を、けさは大衆がたしなむ」といって、この酒を歓迎している。

蓮花白酒の中には黄芪(補精、強壮、利尿に効く)、当帰(強壮、貧血、冷え症、婦人病に効く)、何首烏(強壮強精に効く)、川芎(鎮静、補血に効く)など、二十種類以上の貴薬材がくわえられているが、陳醸した純正の高粱白酒をベースにして陶缸に入れ、密封して醸成する。

蓮花白酒は、健胃健脾、腎臓を良くし、筋をのばして血行を良くする効能がある滋養補酒である。


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