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青島啤酒(青島ビール) - 中国酒大全

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青島啤酒(青島ビール)



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青島啤酒青島ビール)は、山東省青島産のビールで、酒精分は3.5W%以上。中国で最も古いビールの一つであり、中国を代表するビールである。メーカーの正式名称は青岛啤酒股份有限公司(Tsingtao Brewery Company Limited)。

種類は淡色ビール。酒液は米黄色を呈しており、清く透きとおり、光沢がある。グラスに注ぐと純白のこまかい泡が厚い層をつくり、グラスの底から小さな気泡が絶えず立ちのぼり、いつまでも続く。飲むとやわらかな味で、ホップと麦芽の香りが調和し、ビール特有の爽やかな苦味が口中に広がる。

青島啤酒の生産地である青島市は、山東半島の西南端、三方を海に囲まれた海浜都市である。
空気は清新で、風景は秀麗で避暑地としても有名である。なににもましてこのビールの酒質がすぐれているのは、崂山の泉の水で醸造しているからで、青島の東40kmのところにある崂山の水は清冽純浄、口に甘くビールの醸造に最適といわれている。

原料の大麦は浙江省の寧波・舟山地区で産する二稜大麦を精選したもので、粒が大きく肥えていて皮が薄い。澱粉質は多いが、蛋白質が少なく、一千粒の重さが40グラム以上あるという。麦芽には低温発芽法を用いて発芽率は95%以上、その85%以上が粉状粒になる。しかも麦芽の溶解度がたいへん高く、ビールの醸造には最優良の品種である。
ホップの品種も最高で、へたが大きく、香りも濃郁、つぼみのふくらみ具合を見て開花したものから先に摘み、低温乾燥と低温貯蔵で成熟度を調和させ、色合いを平均にする。ホップに含まれている軟樹脂を15%以上、タンニンを3%にすると、ビールの風味が最高になるという。

青島啤酒の醸造方法と管理は厳格で、不合格の原料はけっして使わない。そして、醸造の規則を堅く守り、衛生面でも厳しくチェックしている。

醸造には二度にわたる糖化と低温発酵法を用いるが、後からの発酵に特別の注意をはらい、炭酸ガス、酒の香り、味の三つが正常にかたちづくられるようにする。貯酒の温度は摂氏3度から2度ではじめと0度まで下げるが、平均して0度以下にならないように安定させる。また、新酒と古酒を混合して貯蔵することを避け、「濾酒」も氷点下の温度で行う。それは、炭酸ガスの損耗を防ぎ、圧力を一定にして濾過を素早く終らせ、酒液の美しさを守るためである。
それが青島啤酒の特長で、出荷のときも厳重にチェックし、不合格品はけっして世に出さない。青島啤酒が最高の品質を保ち続けている理由である。

青島は1898年よりドイツの租借地となり、租借地経営の一環としての産業振興策としてビール生産の技術移転を行った。

1903年ドイツの投資家がこの地でのビール製造を開始を期して「日耳曼啤酒公司青島股份公司」(ゲルマンビール会社 青島株式会社)を興す。ドイツのビール醸造技術を採用した。

1954年以降、青島啤酒は年々輸出が増え、今では世界中に輸出されている。国際的に好評を博しており、まさに中国を代表するビールにまでなった。

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