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中国の酒・名酒



黄酒(醸造酒)
うるち米、もち米、黍などを原料にした醸造酒。長期熟成されたものは老酒と呼ばれる。
白酒(蒸留酒)
高粱、トウモロコシ、黍、麦などの雑穀で造られる蒸留酒。
果酒果実酒
果実原料の醸造酒、あるいは白酒に果汁を配合した酒。
薬酒
黄酒白酒、果酒などに、漢方薬などを漬け込んだ酒。
強精補酒
黄酒白酒、果酒などに、動物のエキスなどを漬け込んだ酒。
啤酒ビール
中国産のビール。
その他
外来酒や少数民族の酒など。

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中国の醸造酒は長い歴史の中で糖化発酵剤とともに発展してきたが、麹の種類が数え切れないほど多いため酒の品種も多く、まさに「酒ができれば春風を生じ、美酒は樽まで芳しい」という情況を呈している。

古くからある黄酒のほかに、漢・唐代以降、各種の香花酒、薬酒(配制酒)、果実酒などがつぎつぎに生まれ、宋代以後に白酒が伝わって蒸留酒を世に問うようになってからは、黄酒と白酒は並行して発展してきた。
白酒の製法がシルクロードを経て伝わったのか、海路を通じて伝わったのかは、はっきりした証拠はないが、中国の風土に合ったため急速に全土に普及し、黄酒にとって代わるほどの勢いになった。
黄酒にくらべると白酒の原料は種類が多く、その土地によって造り方が違ううえに、気候条件にも差があるため、同じ白酒といってもそれぞれが独特の風格をもっており、名酒が日増しに増えていった。

中国の人々は有史いらい酒をたしなんできたが、生活の知恵として酒に香花や果実を入れて風味を増すことを考えた。山野に満ちあふれている香草、奇花、珍果、薬草を加工調整して酒に配入し、風味のある美酒や、健康によく治療に効く薬酒を数多く生み出している。豊富な果物を使った果実酒の歴史も長く、葡萄酒の生産は早くも唐代に最盛期を迎えている。

中国の酒は種類が多いばかりでなく、それぞれ風格が特異なことは、世界に類がないといってよい。

中国には、長い醸造の歴史にともなって、ごく自然に酒をたしなむ習慣がある。人々は春節や国慶節、賓客の送迎などの際に酒を欠かしたことはなく、古代から文人の多くが酒とは切っても切れない縁を結んでおり、「李白は一斗詩百篇、長安市上酒家に眠る」とか、「一曲の新詩酒一杯」など、数多くの名詩、名言が伝えられている。
しかし、残念なことに、歴史の上では多くの名酒が現れて詩にうたわれているが、長期にわたる封建社会のもとで生産力が抑制され続け、それに続く内戦、さらには近代における戦争などがその発展を妨げ、年月とともに盛名も衰え、そのほとんどが消滅してしまっていた。

新中国成立後、中国の宝である民族の伝統工芸と科学遺産を重視した中国共産党および人民政府が、醸造事業をいち早く復興させたため、中国酒は空前の発展を遂げた。
その結果、長いあいだ消滅していた名酒が甦ったり、新しく醸造された名酒が各地で生まれるなど、まさに百花斉放、集めようがないほどの美酒が生まれた。その数は優に一千種類を超えているといわれる。


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