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丹陽封缸酒 - 中国酒大全

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丹陽封缸酒



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丹陽封缸酒は、江蘇省丹陽市産の黄酒で、酒精度は14度。

この酒は、はじめは竹の葉のような青い色をしているが、貯蔵しているうちに明るい琥珀色か赤褐色に変わる。江南の糯米から醸造する黄酒のなかでも、独特の風味をもった濃い甘口タイプの酒である。酒精度は14度とやや低いが、糖分は28%以上である。
丹陽にはいろいろな黄酒があるが、封缸酒はそのうちでもっとも質のすぐれた酒である。この酒の良いところは、酒精度が高くなく、やわらかな甘味で、刺激が少ない。栄養補助飲料としても調味料としても抜群で、酒肴の旨さを倍加させている。

丹陽の黄酒は、地元では百花酒と呼ばれている。
丹陽封缸酒は古い歴史をもつ名酒で、曲阿酒、宮酒、貢酒などの美酒を指すさまざまな名称で呼ばれている。南北朝時代(420~589)、丹陽はすでに美酒の産地としてよく知られていた。

丹陽酒は、地元で産する粘りけ十分な赤味をおびた糯米で醸すが、封建時代には米も酒も貢ぎ物として皇帝に献上するならわしになっていたことから、貢米、貢酒とも呼ばれていた。
封缸酒は丹陽特産の優秀な元米、つまり糯米で醸造する。元米は粘りけもあり粒が大きいのが特徴で、発酵後の糖度が高く、糟粕が少ない。薬酒を糖化発酵剤にして発酵中糖分が最高に達したとき、50度以上の小曲米酒をくわえて缸口を密封し、一定の時間培養した後、澄んだ酒を60%だけ取り出し、残りのもろみ酒を搾って酒をとる。
その二種類の酒の糖度と酸度を調整してブレンドし、缸に詰めて再び密封し、2~3年後にはじめて出荷する。
丹陽封缸酒は、1971年に江蘇省の名酒になり、全国優良酒に選ばれている。


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