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郎酒 - 中国酒大全


郎酒



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郎酒は、四川省瀘州市古藺県産の白種で、酒精度は54度。醤香タイプの酒で、全国優良酒に選ばれている。

この酒は古藺県二郎灘で造られているが、そこは赤水河の中流の河畔で、四川省と貴州省との境に位置し、周囲を嵩山の険しい峰々で囲まれている。嵩山の谷間から湧き出る泉の水は清冽で甘く、人々は郎泉と呼んでおり、その水を用いて醸造するので郎酒と名づけられた。

記録によると清代の末年、この地方の人が郎泉の水で酒質のよい小曲酒と香花酒を醸造している。その後、徐々に発展して1932年ごろ、大曲酒に改めて「四沙郎酒」として売り出すと、風味がよく、たちまち世に知られるようになった。しかし工場が小さいので、それ以上の発展は望めなかった。
1957年、郎酒廠が国営になってから一気に飛躍し、国内だけでなく海外にまで名声が広まるようになった。

原料は高粱で、小麦からつくった高温曲が糖化発酵剤として使われている。醸造法は、二郎灘から70kmしか離れていない茅台鎮の茅台酒と似ているが、完全に同じではない。
原料を二回に分けて投入し、反復発酵させて蒸留し、7回酒を取る。1回の生産周期は9か月。とった酒は1回ごとにわけ、酒質ごとに瓦缸に入れて、天然の洞穴に貯蔵する。3年後、酒質がまろやかになり濃く香ってくるようになると、分けて貯蔵した酒をブレンドしてから出荷する。

中国の人々はこの酒の特徴を、「山の泉で醸し、深い洞穴に貯蔵する。泉は甘く酒は清冽、洞から出せば不思議な香りがする」といっている。




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