中国文化と中国人 - 恋する中国

日本語学校 - 中国人留学生のトリセツ

HOME > 中国人留学生のトリセツ > 学校 > 日本語学校

日本語学校



日本語学校に通う中国人のほとんどは、日本の大学等に進学するために日本語を学ぶ人達である。
多くの日本語学校は、年2回、または年4回の入学時期を設けている。
入学するには、中国で面接や試験などを受け、入学選考の合格後に、在留資格を得るための手続きを進めるのが一般的である。
また、日本語学校では、日本国内在住の外国人を対象としたプライベート・レッスンなども実施している。

入学資格 anchor.png

日本語学校に入学するためには、一定の入学資格を満たしていることが必要である。
学歴として、12年以上の学校教育の修了者(高校卒業以上)、日本語能力として、日本語能力検定試験4級以上の合格者、または同等の能力のあることを要件としている学校が多い。
さらに、最終学校を卒業後何年以内といった期限を設けたり、日本国内で住居の手続きなどを行う「在日の支援者」を求めている学校もある。
なお、日本語能力検定試験4級と同等の能力として、語学機関などでの日本語の学習歴150時間以上、またはJテスト、E、またはF級以上合格を出願資格としている日本語学校もある。
Jテストは、日本語検定協会が実施する日本語能力テストで、年6回実施されている。

関連情報

Page Top

在留資格が認められる日本語学校 anchor.png

中国人が日本において独学で、あるいは私塾のようなところで日本語を勉強しようとしても「留学」の在留資格は与えられない。財団法人日本語教育振興協会が文部省の定めた「日本語教育施設の運営に関する基準」に適合する旨、審査認定したうえで、法務大臣が告示した日本語教育機関で教育を受ける場合に限って、「留学」の対象になる。こうした教育機関は一般に「日本語学校」と呼ばれている。この「日本語学校」というのは法律用語ではなく、正式な名称でもない。外国人が日本語を学ぶ教育機関といった意味である。広い意味での日本語学校の中には、東京外国語大学付属日本語学校や、いくつかの専修学校の専門課程のように入管法改正前から「留学」の対象となっていた所もあるが、多くの日本語学校は、入管法改正前は「就学」の在留資格を与えられていた専修学校の高等課程や一般課程、各種学校など、学校教育法上なんの位置付けもされていないところの「各種学校に準ずる」教育機関である。

Page Top

日本語学校の選択 anchor.png

日本語学校の中にも、学校教育法上の位置付け、経営母体、歴史や伝統、規模、留学生の国籍、そして授業内容等に関し、著しい差異が存在する。
告示されている学校であるからといって、一概に「教育条件が良好で日本語教育を行うのに適切」とはいえない。日本語学校の資料としては、財団法人日本語教育振興協会が毎年(外国語版は隔年)発行している「日本語教育機関要覧」(日本語、英語、中国語、韓国語)がある。これには全認定校について、設置者名、設置者の種別、学校教育法上の位置付け、日本語教育開始年月日、日本語教育の沿革、教員数、定員、現在の生徒数と出身国、設置コースと授業時間数等の概要が記載されている。この要覧は、財団法人日本語教育振興協会から入手することができるほか、諸外国の在日大使館、在外日本大使館、公立図書館、日本語学校等に配布されている。
また、法務省は、日本語学校について、日本語学校の在籍管理能力を、主に入学者の不法残留者の発生率の大小をもって判定し、過去1年間の不法残留率が5パーセント未満の学校は「適正校」、不法残留者が5パーセント以上の学校は「非適正校」としている。そして、通常、非適正校の入学者には、6か月という短い在留期間しか認めない運用をしている。また、不法残留率によって、入国、在留審査において異なる扱いをしており、入学する日本語学校の不法残留率が3~5パーセントを超える場合は、審査方法は厳しく、より多くの必要書類が求められている。したがって、学校選択の際には、この点にも注意する必要がある。

Page Top

入学までの流れ anchor.png

日本で日本語を学びたい中国人が、日本語学校へ入学するには、面接や筆記試験などの選考に合格し、入学が確定した後に在留資格を得るための手続きを進めるのが一般的である。
日本語学校の多くは、海外に提携校や学生を募集するための提携先を持っており、提携先を通して中国で募集が行われる。

  1. 募集(随時)
  2. 面接、筆記試験(中国国内)
  3. 入学審査の書類提出
  4. 入学審査(学内審査)
  5. 入学審査の結果通知
  6. 在留資格認定証明書の交付申請(日本語学校が手続き)
  7. 在留資格認定証明書の交付。中国人に送付
  8. 在留資格認定証明書を受け取り、日本大使館、領事館でビザ(査証)の申請(本人が手続き)
  9. 授業料の支払い、ビザ(査証)の取得
  10. 日本へ入国
  11. 入学式
Page Top

入学試験 anchor.png

多くの場合、入学希望者は、中国国内で面接、筆記試験などが行われる。日本語学校の職員が1~2週間程度、中国に出張して対応する。その後、学内で選考が行われ、合格者が決まる。

Page Top

在留資格とビザ anchor.png

合格者については、日本に入国するための在留資格を得る手続きが進められる。本人に代わって在留資格の事務手続き(申請取次)を行うことを許可された日本語学校の職員が、入国管理局に「在留資格認定証明書」の交付申請を行うケースが多い。

以前は、日本語学校の学生の在留資格は「就学」であったが、改正入管法(平成21年7月15日に公布)により、平成22年7月から、「留学」と「就学」の区分がなくなり、「留学」に一本化された。そのため、現在は日本語学校の学生も在留資格は「留学」となっている。

申請が許可され、在留資格認定証明書が交付されれば、中国人側に在留資格認定証明書が送付される。それに基づき、中国人側が在中国の日本大使館、領事館でビザ(査証)の申請をし、ビザが発給されれば日本に入国できる。
ただし、在留資格認定の申請を行っても、すべての人が許可されるわけではない。入学試験に合格した入学予定者であっても、在留資格審査は個々の経歴や経済力などを元に総合的に判断されるため、全ての入学予定者が許可されるとは限らない。特に中国は「留学生」に成り済ました出稼ぎ労働者(不法就労者)が非常に多く、日本国内における中国人犯罪の温床にもなっているため、審査は厳しく行われる。
在留資格認定証明書が交付されなければ、当然のことながら日本に入国することはできない。そのため、多くの日本語学校では、在留資格認定証明書が交付された後に、入学予定者が授業料を支払うことにしている。
また、在留資格認定証明書の申請に際して、「非適正校」に入学しようとする場合や、不法残留者を多数発生させている国、地域から入学しようとする場合、より慎重な審査を行うとされており、提出を求める書類が多いなど異なった扱いとなっている。この要注意国には、当然のことながら中国も該当する。

Page Top

入学金と授業料 anchor.png

日本語学校の入学金、授業料は学校によって様々であるが、平均的な金額は、入学金が5~10万円、授業料が年間で60~70万円程度といわれる。

Page Top

入学式と卒業式 anchor.png

日本と中国では学校の入学、卒業の時期が異なる。そのため、日本語学校の入学式は、中国の学校の卒業時期も考慮し、4月入学のみならず、年2回、または年4回行われる。

日本の大学は4月入学が大半であるため、日本語学校を卒業したら、そのまま日本の大学に入学できるように、日本語学校の卒業時期は3月に設定されている。

Page Top

学習期間 anchor.png

日本語学校での学習期間は、1年、2年というコースが一般的であるが、入学できる時期が年2回のため、1年半のコースもある。
また、入学時期を年4回としている学校では、1年3か月、1年9か月といったコースを設定している学校もある。

Page Top

卒業後の進路 anchor.png

日本語学校の卒業生の大半は、日本の大学や大学院、専門学校に進む。
すでに中国や第三国などで大学を卒業している人の中には、日本語学校卒業後に、日本の専門学校に入学する人もいる。

Page Top

日本在住外国人が学ぶ日本語学校 anchor.png

海外からの留学生だけではなく、日本在住の外国人も日本語を学ぶために日本語学校を活用している。
仕事の関係で配偶者が日本に赴任したため、一緒に来日した配偶者や家族が日本語を学ぶために通うことがある。
また、日本企業で働く外国人が、会社から日本語を上達させるよう指示を受け、数ヵ月から半年程度、集中して日本語学校に通うこともある。
大学院に在籍する外国人が、数ヵ月程度、集中して日本語を学ぶために利用することもある。

Page Top

プライベートレッスン anchor.png

多くの日本語学校では、「プライベートレッスン」のコースを持っていて、外国人一人一人の要望に応じたレッスンを行っている。
ビジネス日本語を上達させたい、日本の新聞を読めるようになりたい、中級レベルの日本語をじっくり学びたいなど、本人の希望に合わせたレッスンが行われる。


HOME > 中国人留学生のトリセツ > 学校 > 日本語学校

HOME > 中国人留学生のトリセツ > 学校 > 日本語学校

中国人留学生のトリセツ - 日本語学校

サイト内検索
LINKS
メニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:




Online
33 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが 中国人留学生のトリセツ を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 33

もっと...
Copyright © 2001 - 2020 Area Zero All Rights Reserved.