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中国人留学生に日本語を教える - 中国人留学生のトリセツ

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中国人留学生に日本語を教える



中国人留学生は基本的に日本語が良くできる。大学や大学院の学生は、試験を受けて入学してくるし、大学の授業なども基本的には日本語で行われる。したがって、留学生はそれ相当の日本語力があるといってよい。
しかし、日本に来て日が浅い留学生が知っている日本語は、教科書どおりの日本語であり、普段の生活では使わないような難解な日本語や流行語、学生言葉などは理解できない。

留学生と親しく話せるようになると、理解できない日本語の意味を聞かれることが多くなる。
友達として付き合うようになれば、タメ口で話をするようにもなるだろう。

留学生に日本語を教えるとき、標準語を教えるならば問題はない。流行語や学生言葉も、そのまま教えればいいだろう。
問題は、教え方である。
外国人に日本語を教える場合、できるだけ短文で、なおかつ、できるだけ簡単な言葉を使って教えなければならない。とくに男性は女性に比べて説明が回りくどくなる傾向にあるので注意してもらいたい。理論的に説明したほうが分かりやすいことは確かだが、「理論的」と「回りくどい」では、大きな違いがある。困ったことに、この「理論的」は、一歩間違うと、ただ「回りくどい」に変身してしまう。理論的に説明する際も、できるだけ簡単に説明してあげよう。良く理解してもらおうと、説明を付け加えすぎて話が長くなると、留学生は余計に混乱するだけだ。
また、女性が男性の留学生に日本語を教える際にも注意は必要だ。日本語には「女言葉」というものがあるからだ。昔に比べれば、男性も女性も話し方はそれほどかわらなくなったが、やはり「女言葉(女性らしい話し方)」は、今でも普通に使われているので、良く考えて教えてもらいたい。オカマっぽい中国人留学生など、ただのコメディでしかない。就職の際も困ることになる。

もうひとつの大きな問題は「方言」である。留学生は地方の大学などにもたくさんいる。

出張や観光などの短期滞在であれば、その地方の方言を知らなくてもなんとかなる。実際、我々日本人は、その地方の方言を知らなくても旅行に行く。それでも特に不便は感じない。
しかし、その地方で生活するとなると、やはり方言は知っておいたほうが良い。方言を知らなくても生活できないこともないが、知っておいたほうが地域住民とのコミュニケーションはスムーズになる。特にお年寄りは、標準語をうまく話せない人もいるので、方言を知っていたほうが、よりコミュニケーションはスムーズになる。
観光客が多い店ならともかく、地域住民の客がメインの店であれば、会話は普通に方言で行われる。パッと見で外国人と分かればいいが、中国人の場合、日本人と見た目が変わらない人が多いため、店の人は特に気をつかうこともせず、普通に方言で話しかけてくるだろう。もちろん、「私は中国人です」とでも言えば、店の人も気をつかって標準語で話してくれるだろうが、店の人が言っていることが理解できず、ただ困り果てて黙り込んでしまう中国人も少なくない。そうなれば、教科書どおりの日本語しか知らない中国人留学生は、買い物にも困ってしまうようになる。
もし留学生が、卒業後もその地方で就職し、生活するならなおさらだ。友達や近隣のみならず、会社でも方言は話されているからだ。
とはいえ、まるで授業でもするかのように、徹底的に方言を教える必要はない。最初は、普段の生活に困らない程度の方言だけ教えればいいだろう。後は留学生自身が、徐々に覚えていくはずだ。

大学の教科書や就職試験に、通常、方言は出てこない。最悪、方言をまったく知らなくても、生きてはいける。
方言は、あくまでも「地域住民とのコミュニケーションをスムーズにするもの」という程度に考えよう。
留学生は大学の勉強の他に、日本語や日本の文化、風習、ルールなどを覚えなければいけない。
ただでさえ覚えることが多くて大変なのだから、それ以上(方言を覚えさせる)の負担を強いるのは酷でしかない。


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