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子供の氏(姓)



子供の氏(姓) :: 恋する中国

日本人と外国人が婚姻した場合、夫婦の氏(姓)は各当事者の本国法によるものとされている。さらに日本の戸籍実務の取り扱い上は、国際結婚には民法750条の適用もなく、夫婦の協議により外国人の氏にする合意をしたときでも、夫婦は各別に婚姻前の氏を称するものとされている。つまり、日本人と外国人が婚姻した場合、その日本人については、常にその日本人の氏で新戸籍が編成されることになっている。これは日本人配偶者が男性の場合でも女性の場合でも同じ取り扱いである。
日本人と外国人の夫婦の間に子供が生まれた場合、戸籍実務は子の本国法によるものとされている。したがって、日本人のと外国人が婚姻中に出生した子は、出生により日本国籍を取得するため(国籍法第2条1号)、その子供は日本人親の氏を称し、日本人親の戸籍に編入されることになる(民法790条1項、戸籍法18条2項)。

※注:日本人親が父親の場合でも母親の場合でも同じ。

外国人配偶者の氏に変更する場合 anchor.png

子供に外国人配偶者の氏を名乗らせたい場合には、いくつかの方法がある。

第1の方法は、日本人配偶者が、婚姻後に外国人配偶者の氏に変更しておく方法である。これは、婚姻から6か月以内であれば、家庭裁判所の許可を得ることなく、届出さえすれば変更できる簡便な手続きである(戸籍法107条2項)。
この手続きをしておけば、生まれてくる子供は日本人配偶者の氏、つまり外国人配偶者と同じ氏を称することになる。

第2の方法としては、婚姻から6か月経過後に、戸籍の筆頭者である日本人配偶者が外国人配偶者の氏に変更する旨の許可を、その住所地を管轄する家庭裁判所に申し立て、許可を得てその届出をすることである(戸籍法107条1項)。
戸籍法では、この変更許可は「やむを得ない事由」がある場合にできると定めているが、外国人配偶者の氏に変更するのであれば、この要件は認められやすいと思われる。
この届出後に子供が生まれた場合には、生まれてくる子供は日本人配偶者の氏、つまり外国人配偶者と同じ氏を当然に称することになる。また、この届出時に既に子供が生まれていた場合には、日本人配偶者が氏を改めたことにより、子供が日本人配偶者と氏を異にするに至っているため、子供(15歳未満であるときはその法定代理人)は単なる届出だけで日本人配偶者の氏、つまり、外国人配偶者の氏を称することができる(民法791条2項、戸籍法98条)。

第3の方法としては、日本人配偶者が氏を変更することなく、子供だけが外国人配偶者の氏に変更する方法である。具体的には、子供(15歳未満であるときはその法定代理人)が自分の氏を、外国人親の氏に変更する旨の許可をその住所地を管轄する家庭裁判所に申し立て、許可を得てその届出をすることになる(戸籍法107条4項)。
戸籍法は、この変更許可も「やむを得ない事由」がある場合にできると定めているが、外国人親の氏に変更するのであれば、この要件は認められやすいと思われる。
この場合には、子供について、日本人親とは別に新たな戸籍が編成されることになる(戸籍法20条の2第2項)。
なお、以上いずれの場合も注意すべきことは、変更後に許される外国人親の氏は、正しい日本文字としての漢字と認められる以外は、戸籍法上原則としてカタカナで表記されることになる。


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