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親迎 - 酒を交わす



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伝統的な婚姻スタイルにあっては、結婚式と祝賀宴が終了した後も新郎新婦は洞房に戻り、さらに婚礼の儀式を進めなければならない。すなわち「交杯酒」の儀式である。
新郎新婦が互いに酒盃を酌み交わす慣わしは、古くは「合卺」と呼ばれ、周代に始まったといわれる。
「卺」とはもともと一種の苦い瓜を意味する言葉で、あまりに苦いので食用にはならない。その苦い瓜を二つに割り、中身をくり貫いて酒を注ぎ、新郎新婦はお互いに酒盃を右手に持って、お互いの肘を交差させて腕を組むようにして二人だけで結婚の祝杯をあげるのである。ここで飲む結婚の酒盃は本当に苦く、甘いものではない。
この祝杯の意味するところは、夫婦は人生の甘いも苦いも分け合って、苦楽艱難を一生共にするということである。苦い瓜を味わって、二人は緊張して一つとなり、新しい人生に挑むことになる。
また、半分に割って中身をくり貫いた苦瓜の形は「匏」と呼ばれる中国の古代八楽器の一つと似ていることから、音楽の和音という含意もある。「合卺」は新郎新婦の結婚後の和睦協調(琴瑟之好)を意味する儀式でもあるのだ。
また、中国独特の風習として、洞房を騒がせる「閙洞房」という晋代から伝わる古い風習がある。これは人々が新婚夫婦の洞房を訪問して騒ぐことによって邪気を寄せ付けないという習俗である。このいわれが現在では、初めて一人で新郎の家にとついで来た新婦のところへ新郎の家族、親戚、友人達が訪問して冗談などを語って楽しく会話し励まそうとする習慣となっている。
ここでの会話は楽しく、新郎新婦を盛り立てるものでなければならず、またここで初めて新婦と直接知り合う場を新郎関係者に与える良い機会にもなる。老若男女、身分の高低を問わず、全員が洞房の新婦のもとに訪れ、様々な会話や接触を楽しむ。


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