YCT会話試験は、中国語の口頭会話の表現能力を試す試験で、等級はYCT初級、YCT中級の2つの等級に分かれている。
下記の表は、YCT会話試験の各等級を「国際標準中国語能力」、「欧州共通言語基準(CEF)」と比較したものである。
YCT会話試験 | 単語量 | 国際標準中国語能力 | 欧州共通言語基準 |
5級 | C2 | ||
C1 | |||
4級 | B2 | ||
YCT中級 | 約400 | 3級 | B1 |
YCT初級 | 約200 | 2級 | A2 |
1級 | A1 |
※ 欧州共通言語基準(CEF)とは、2001年に国際協議会が定めた言語の基準。
- YCT初級会話は、口頭で比較的熟知する日常の話題を表現することができ、基本的なコミュニケーション能力を持っているかどうかを試験する。
- YCT中級会話は、中国語を聞き取れるだけではなく、中国人と簡単な相互会話ができるかどうかを試験する。
YCT会話試験の各等級の問題数、試験時間は下記のとおりである。
等級 | 問題数 | 試験時間 |
YCT初級 | 25問 | 約17分 |
YCT中級 | 14問 | 約19分 |
YCT会話試験は録音の形式で行われる。「聞き、話す」「読み、話す」の形式で口頭会話の表現能力が試される。受験生は自分のレベルに基づき、自由に受験級を選択できる。
Table of contents
新YCT初級会話試験の詳細
YCT初級会話は、口頭で表現能力を試す試験で、「国際標準中国語能力」の1級と2級、「欧州共通言語基準(CEF)」のA級に相当する。
中国語の口頭で比較的熟知する日常の話題を表現することができ、基本的なコミュニケーション能力を試すものである。
試験内容
YCT初級会話は3部分に分かれ、試験問題は合計25問ある。
試験内容 | 問題数 | 試験時間 | |
第一部分 | 聞いて復唱する | 15問 | 4分 |
第二部分 | 聞いて答える | 5問 | 2分 |
第三部分 | 図を見て話す | 5問 | 4分 |
合計 | 25問 | 10分 |
試験時間は約17分。(準備時間7分を含む)
- 第一部分(15問)
- 各問題に一つの文章が放送され、聞いた後に一回復唱する。
- 第二部分(5問)
- 各問題に一つの問題が放送され、聞いた後に簡単で短い回答をする。
- 第三部分(5問)
- 各問題に一つの図が出題され、図を結び付けて2~3の文章を話す。
新YCT中級会話試験の詳細
YCT中級会話は、口頭で表現能力を試す試験で、「国際標準中国語能力」の3級、「欧州共通言語基準(CEF)」のB1級に相等する。
YCT中級会話試験は、中国語を聞き取れるだけではなく、中国人と簡単な会話の交流もできるかどうかが試される。
試験内容
YCT中級会話は3部分に分かれ、試験問題は合計14問ある。
試験内容 | 問題数 | 試験時間 | |
第一部分 | 聞いて発音する | 10問 | 3分 |
第二部分 | 図を見て話す | 2問 | 3分 |
第三部分 | 問題を答える | 2問 | 3分 |
合計 | 14問 | 9分 |
試験時間は約19分。(準備時間10分を含む)
- 第一部分(10問)
- 各問題に一つのセンテンスが再生され、聞いた後に一回繰り返す。
- 第二部分(2問)
- 各問題に一つの図が出題され、図を結び付けて一段の話しをする
- 第三部分(2問)
- 二つの問題が出題され(ピンインを付けてある)、問題を回答する。
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