中国茶大全
選び方、買い方、淹れ方、…
~中国茶の楽しみ方~

中国茶は長い歴史を持っている。また、中国茶は世界中の茶の原点ともいわれている。中国茶は、それぞれの時代で嗜好や作り手の「思想」や「感性」を経て作られた。
中国茶の魅力の第一は、その深い香り。銘茶の香りは花や草、スパイス、蜜などに例えられる。
霧深い黄山、岩に覆われた武夷山、産地の地勢や風光が茶葉の特性に写し出される。土地をそのままイメージさせるような香りになることもある。また、茶の製造方法や嗜好に土地柄が反映される。
中国茶の名前の奥には大地が見える。中国茶を育んだ産地の物語がある。一杯の茶には、多くの魅力が隠されている。
清香(チンシャン)という心地よい響きで形容される中国茶の世界は、魅力と同時に魔力を秘めた世界でもある。
基礎知識
中国茶に関する基礎知識
緑茶
摘みたての新鮮な香りが特徴。中国で最も生産量が多いお茶で、銘茶も多い。不発酵茶。
白茶
白い産毛の生えた新芽でつくられる、生産量が少ない貴重なお茶。ゆっくりと自然な発酵が生む雅な味は皇帝も愛した。弱発酵茶。
黄茶
独特の甘味と爽やかな後味が印象的なお茶。生産量が少なく、希少な存在。皇帝への献上茶だった。弱後発酵茶。
青茶
花のような特有の香りが特徴の茶。健康効果も注目される。半発酵茶。
黒茶
特有の熟成した香りが特徴のお茶。高価なヴィンテージものも存在する。後発酵茶。
茶外の茶
茶のようにして飲まれるお茶以外のお茶。
工芸茶
熱湯を注ぐと茶葉の束の中から花が開くお茶。香り、見た目、味わいと三倍楽しめる。
