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普洱茶(プーアル茶) - 中国茶大全

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普洱茶(プーアル茶)



胃腸にもやさしい人気のダイエット茶。

普洱茶(プーアル茶), 130.jpg

普洱茶プーアル茶)は、黒茶の代表格で、麹菌を加えて後発酵させたお茶。当初、雲南省の普洱地区で生産されたため、この名前がある。
ほとんどは円形や方形に固めた緊圧茶(餅茶、沱茶、磚茶など)で、飲むときは砕いて淹れる。
年を経た年代もののプーアル茶は高値で取引され、塊一つが数十万円というのも珍しくない。
香港で食事をする際には、必ずといってよいほど出されるお茶で、食物の脂肪を分解する力があるといわれ、日本でも烏龍茶とならんで知名度は高い。

名称日本語読み簡体字
普洱茶ぷーあるちゃ普洱茶
pǔ ěr chá

産地
雲南省思茅市、西双版納
季節・製法
雲南大葉種を後発酵させてつくられるお茶で、厳冬期を除いて1年中摘むことができる。
香りと味
後発酵茶特有の香りのなかに、まろやかな甘さ、やわらかい渋みをもつ。
淹れ方
茶器は急須を使い、95~100度のお湯で1分程度抽出する。
お茶請け・料理
甘みの強い菓子。油を使った料理。点心
効能
整腸作用、利尿作用、発汗作用など。
プーアル茶は食物の脂肪分を分解しやすくすし、血液中の脂肪酸の増大を抑える効果があり、ダイエットにいいといわれている。消化を促進させる働きと整腸作用など健康に良いお茶として注目を集めている。便秘解消にもよい。
但し、ダイエット効果があるといっても、脂肪を溶かす作用はないため、プーアル茶を飲んだからといって痩せられるということではない。食中や食後に毎日飲み続けることによって、新陳代謝が高まり、肥満防止やダイエットに効果があるということである。
プーアル茶には脂肪分解作用があると考えられているが、脂肪を直接分解することはない。低分子の重合ポリフェノール分解物が炭水化物の分解酵素を阻害するために、食事で摂取した炭水化物の糖への分解を抑える。結果として、血糖値が下がり、エネルギーの代替えとして脂肪の燃焼が促進される。プーアル茶は脂肪そのものには全く作用しない。
また、プーアル茶は寝かせるほどにタンニン、カフェインが減少し、胃腸にやさしいお茶に変わるとともに、「兒茶素」という成分が出て、強い殺菌力と免疫力を上げるといわれる。また、ヴィンテージ茶に含まれる「鍺」(ゲルマニウム:germanium)という成分は、制ガン効果もあるといわれている。
ゲルマニウムは「貧血に効果がある」、「疲れが取れる」、「新陳代謝を活発にする」「癌に効く」などといった効能がうたわれることがあるが、ゲルマニウムに、このような効果、効能があることは医学的に証明されていない。
ヴィンテージ物
プーアル茶は、緑茶と同じ方法で製茶した後、軽く蒸した茶葉を固めて乾燥、包装し、倉で熟成させる。製茶、保管共に良好で、緑茶の状態のまま自家発酵したものは生茶と呼ばれ、年数がたつほど味がまろやかで甘みを増すといわれる。ヴィンテージ物として珍重されるのはこの生茶のことで、現存数は少なく、非常に高価で、本物に出会えるのはまれである。本来、長い時間をかけて熟成されるお茶のため、20年、30年と長期間ねかす必要がある。
現在流通している黒茶の多くは、熟茶や湿倉茶と呼ばれる、短期間で熟成させたものである。特に湿倉茶は湿度を与え、麹菌などで人為的に発酵を進めたもので、一般にカビ臭いといわれるものはこのタイプである。ヴィンテージ物として売られているお茶でも、保管状態が悪いと、この状態になっているものがあり、素人には判断が難しいうえ、偽物も非常に多く、中国茶の中でも特に難しい分野である。

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