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中国茶の成分と効能



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中国茶の効能にはさまざまなものがある。
中国茶は薬ではないが、古くからその薬効が伝えられており、もともとは薬として飲まれていた。
茶の起源として有名な「神農説」と「薬用起源説」があるが、どちらも最初は茶を薬として使い始めたのが始まりである。神農説では、東洋医学の始祖といわれる神農が、日に72種の薬草を口にして効能を調べ、1日の終わりにその毒を消すために飲んだのがお茶の始まりとされている。

近年の研究でも、中国茶の成分と効果が注目されている。
お茶には450種類もの有機化合物と、少なくとも15種類の無機成分が含まれているといわれている。よく知られている成分は、カフェイン、カテキン類(タンニン)、テアニンなどである。カフェインは苦味、カテキン類は渋味、テアニンは甘味と酸味と旨味、糖類は甘味をつくる。

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中国茶は、身体の状態が優れないとき、ストレスを感じているときにも心身ともにリラックス効果が得られるということで人気がある。中国茶の持つ効能は、医学的にも身体に良いということが証明されている。薬ではないため、飲めばすぐに効果が出るというわけではなく、症状や用途に合わせたお茶を毎日飲むことによって、効果があらわれてくる。さまざまな種類がある中国茶だが、基本は発酵度が低い茶葉は、からだの熱を鎮め、発酵度が高い茶葉は、からだを温める性質がある。

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緑茶 anchor.png

無発酵茶のため茶葉の香りは高い。頭をスッキリとさせ、身体を覚醒する。ビタミンCやカフェインが豊富なので目覚めのお茶として最適。

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白茶 anchor.png

清涼感ある風味で気分を爽快にする。咽の渇きを癒し、その去熱作用により暑さをしのぐには最適な飲み物。また乾燥した時期の咽のうるおいにもよい。

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青茶 anchor.png

その独特の甘い風味で気分を爽快にして頭をスッキリとさせる。
また、胃に刺激を与えて食欲を増進させたり、食後の胃腸の調子を整え、暑気あたりの防止や二日酔いにもお薦めである。ビタミンCやポリフェノールが豊富だが、胃弱の人には不向き。

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紅茶 anchor.png

お茶は発酵度が高いほど胃に優しいため、胃弱、虚弱体質の人向き。紅茶は体を温める効果があるため、冷え性に効果的である。

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黒茶 anchor.png

身体の新陳代謝を促進して体内の毒素や血液中のコレステロールを体外に排出する。
胃腸を整えて活発にするため、食べ過ぎた時や、二日酔い、便秘などの防止の大きな手助けとなる。
また身体を温めて血行を良くするため、冷え性、血行不良が原因の肩凝りや頭痛、風邪の防止の手助けにもなる。
毎日飲むことで体内を掃除し、健康と美容の維持の大きな手助けとなる。

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花茶 anchor.png

香りで気分転換。やさしい香りのアロマテラピー効果でリラックスできる。ストレス解消など精神安定に効果的。
ブレンドする茶葉により、さまざまな効果が期待できる。

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主要な成分とその働き anchor.png

茶葉の発酵が進むと、ビタミンやミネラルは喪失するが、カテキンは発酵により、重合という化学変化を起こし、烏龍茶ポリフェノールという新しい成分をつくる。これは糖尿病やガン予防、痩身にも効果があるといわれる。

中国茶の主要成分は、ビタミン・ミネラル類、カフェイン、アミノ酸、ポリフェノールなどさまざまな効能・効果のある成分が含まれている。「ポリフェノール」といっても単独の物質ではなく、何種類もの物質の総称をいう。そのポリフェノールの約70%はカテキン類が占めており、その働きは、血中コレステロールの上昇を抑え、血行を良くし、血圧を下げる効果と、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるとされている。「カフェイン」は、苦味の成分であるが、飲むことで疲労回復やストレス解消に効果があり、活力が生まれる。「ビタミン」は、CやAなどのβ-カロテン、E、B、亜鉛などのミネラルが含まれており、脳出血や壊血病の予防、抗酸化作用などの効能をもる。しかも、他の食物に含まれるビタミンと違って壊れにくく、体内に摂り入れやすいとされている。

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カフェイン anchor.png

  1. 血管を拡張し、血液の循環をよくする。
  2. 腎臓機能の活性化。
  3. 消化液の分泌を活発にする。
  4. 眠気を覚ます。
脳の働きを活発になり、物事への反応が早くなる
こころが活性化する。疲労を克服する。
酸素消費量を上げたり、心臓病によるむくみを除く。
消化液の分泌をよくしたり、高血圧からくる頭痛の治療にも効果がある。
リラクゼーションの作用
中国茶のカフェインやテアニンなどによって血圧低下作用、リラクゼーションの作用がある。
テアニン、アルギニン、グルタミン酸などのアミノ酸は旨味(うまみ)や甘味から、安らぎや和(なご)みなどの緊張緩和(きんちょうかんわ)作用がある。
そして、香りでリラックスさせるアロマ成分(ジメチルスルフィド、青葉アルコール)も含まれている。
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カテキン類 anchor.png

  1. 血中コレステロール値を下げ、血圧をコントロールする。
  2. 血糖の上昇を抑制。
  3. ガンの発生を抑え、腫瘍の増殖を抑える。とりわけ、フラボノイドがガンの予防に有効。
老化を防ぐ
抗酸化作用が強いカテキン類は、体内で老化の元となる過酸化脂質と結びついている活性酸素をやっつける。この活性酸素を除去する作用が、その他のいろいろな病気から守ってくれる。
食中毒などの菌類をやっつける
食中毒を起こすポツリヌス菌は、お茶で死滅する。
そして、下痢を起こす細菌類に対しても、抗菌作用がある。
風邪を予防する
気管で増殖するインフルエンザウィルスには、カテキンが効果がある。
「うがい」などして気管にいるウィルスをやっつける。
体内に入ってしまうと駄目。
虫歯菌にも有効
虫歯も細菌感染症の一種。
カテキンが虫歯菌の活性を抑制して、歯垢(しこう)を抑えてくれる。
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ビタミン類 anchor.png

茶葉にはビタミンA、B1、B2、C、Eなどのビタミン類と亜鉛が含まれている。

  1. ビタミンB2は過酸化脂質を分解し、動脈硬化予防に必要な善玉コレステロール(HDL)を上昇させる。
  2. ビタミンCは風邪の初期、美肌効果によい。
  3. ビタミンEは動脈硬化を予防する。
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ポリフェノール anchor.png

胃の中のヘリコバクター・ピロリ菌を抑える効果がある。

脂肪が吸収されない
脂肪分が消化器官(胃・腸)から吸収される前に、吸着して体外に排泄する。
中性脂肪を分解
体内の中性脂肪を分解する酵素の働きを活発にする。
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茶の抗ガン作用 anchor.png

抗ガン作用としては、茶の予防効果が期待されている。

茶葉の成分で、発ガンの抑制因子としては、カフェインやビタミンC、タンニン(カテキン類)が知られている。
ガンは、発生する段階の発ガンイニシエーションとガンが育っていく発ガンプロモーションの段階を経て発ガンするというのが現在の説である。
そして、発ガンイニシエーションに作用する物質をイニシエーター、発ガンプロモーションに作用する物質をプロモーターという。
これらの物質を抑制する働きについて、植物起源のフラボノイドやポリフェノール化合物が抗酸化作用と共に研究が進められている。


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