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中国茶の飲み方



中国茶の飲み方は1通りだけではない。時間やシーン、季節などのTPOに合わせて、また、気分や体調などに合わせて茶葉の種類や飲み方を変えることで、中国茶のもつ効果を最大限に活用できる。

五千年の歴史がある中国茶の魅力は、味、香り、色だけではない。千種類以上もあるといわれるほど種類は豊富で、そのどれもが個性的である。
中国茶は奥が深く、難しいと思われがちだが、どのお茶も元は茶の木から採れる一枝の葉であることに変わりはない。中国茶の魅力は、自然と人の知恵がプラスされて生まれた、バラエティーの豊富さにある。

中国茶は体で味わう anchor.png

数ある中国茶のなかから、自分に合うお茶を見つけるには、まず飲んでみておいしいと感じるかどうかである。体全体でおいしい、気持ちがいいと感じたら、それが自分と相性がいいお茶。中国茶は頭で考えず、体がもつ感覚で味わう。

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普段使いのお茶から親しむ anchor.png

茶葉を購入するときも、知識より確かなのは感性である。茶葉を見たときに「きれい」と感じる、その第一印象が大切。その上で茶葉がしっかり乾燥しているか、変色していないか、崩れていないかなどをチェックする。
まずは普通のランクのお茶から親しんでみる。幅広く飲むうちに自分の好みがわかってくる。それから同じタイプの、今より高いランクのお茶を飲んでみる。飲み比べてみると、微妙な違いがわかってくる。自分にぴったり合う中国茶を見つけられたら、それは一生付き合える宝物となる。

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時間や気分で飲みわける anchor.png

中国茶には体をコントロールする働きがあるため、時間やシーンに合わせて種類や飲み方を変えることで、生活のリズムがとりやすくなる。
例えば朝、頭にフレッシュ感を与えるときは緑茶、リラックスしたい午後や寝る前には白茶、休日には大紅袍などの高級な青茶、雨が降って気だるい日には体をシャキッとさせる烏龍茶というように、そのときの気分や体調で飲みわけるとよい。

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食べ物の味に合わせる anchor.png

中国茶と合わせて食べるといえば点心。点心という言葉の本来の意味は、心臓と胃の間に収める少量の食べ物、つまり食事と食事の合間にとる軽食のこと。菓子やパン、小皿料理とその幅は広い。点心とお茶の相性を考えて楽しみたい。

カロリーが高く濃厚な味には普洱茶(プーアル茶)を。果物を使ったコンポートやドライフルーツなどの優しい味には白茶が合う。
味が強いものや辛いもの、チョコレートなどには茉莉花茶(ジャスミン茶)。やさしい酸味には白牡丹。揚げ物なら口中をさっぱりさせる烏龍茶や普洱茶。油を使っていないさっぱりした味には緑茶が合う。
食前、食中、食後に飲むお茶も、値段で分けるとわかりやすい。料理と一緒に飲む食中茶は、ほうじ茶感覚でたっぷり飲める普段使いのお茶。ティータイムや食前茶には、煎茶のように少々上級なお茶を合わせる。またお茶を主役とするときや、食後のひとときを優雅に過ごすなら、玉露のように少量を飲む高級茶がおすすめである。

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季節と環境に合わせて飲む anchor.png

医食同源といわれるように食こそ医の基本で、季節や環境、体質に合わせた飲み方、食べ方をするのが健康のもと。東洋医学ではこのように考えられている。
現在、人間を取りまく環境は、空気や水が汚れ、ストレスがたまりやすい状態である。人間の体は70%以上が水分でできている。利尿作用のある中国茶で古い水を洗い流し、コンディションを整えたい。
日本は中国茶の種類が豊富に揃った恵まれた状況にあり、四季折々に合わせてお茶を選ぶことができる。

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春夏秋冬で飲みわける anchor.png

食べ物は季節に合わせて、新陳代謝が活発になる春から夏は、みずみずしい野菜を、冬は土より下に栄養がストックされるので、根菜類を多く取るように心がける。
お茶も同様に、季節によって種類や飲み方を変えると効果的である。
春や夏には、ビタミンCを特に必要とするため、フレッシュ感にあふれる緑茶を飲む。
夏は桂花烏龍茶や茉莉花茶(ジャスミン茶)のアイスティーなどで体に涼を取り込む。お茶は熱湯で濃く入れて、氷を入れたグラスに注ぎ、一気に冷やす。
秋は冬に備えて体を静める作用がある紅茶や白茶。
冬は体を温めてくれる烏龍茶や玫瑰花茶(ローズティー)、金柑茶、ジンジャーティーなどがおすすめ。
また、冷房で体が冷えたら体を温めるお茶を、暖房でのぼせたら体を冷やすお茶をといった具合に、室内の温度に合わせた飲み方も大切である。

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体質と体調に合わせる anchor.png

中国茶は薬として飲まれたのが始まりだが、その作用は幅広く、体を温めたり、熱を下げたり、気分を高揚させるもの、気持ちを落ち着かせてくれるものなど、種類によってそれぞれの特徴がある。心と体をニュートラルに保つために、中国茶を上手に利用したい。
キーポイントは体質、体調に合わせること。自分に合っているかどうかは、体がどのように感じているか敏感になること。その日の体調や気分と相談しながら、茶の種類や飲み方を決める。

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女性特有の症状 anchor.png

女性の体は変化がおきやすく、さまざまな悩みが生じがちである。お茶は薬品ではないが、飲み方しだいでは、少しマイナスに傾いた体調をニュートラルに戻してくれるやさしい作用がある。
例えば、冷え性に悩まされているなら、体を温める作用がある玫瑰花茶(ローズティー)や白牡丹。便秘には普洱茶(プーアル茶)が効果的である。体がむくんだときには、利尿作用がある烏龍茶、白牡丹。吹き出ものには菊花茶。肌が乾燥しやすい冬には、体の中に潤いを与える金柑茶を。生理痛にはナツメ茶。
これは常飲すると、婦人科器官が強くなってくる。生理痛には血管を緩めて温める作用の玫瑰花茶や甘いお茶がおすすめである。

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オフィスでの気分転換 anchor.png

オフィスでの気分転換に中国茶が利用できるようになったら飲み手としては上級者。状況に応じた飲み方で気分をリフレッシュしたい。
ホッとひと息つきたいときには紅茶。ゆっくり頭を休めるには黄茶や白毫銀針。反対に大事な会議の前など、頭をシャキッとさせたいと思ったら烏龍茶。デスクワークを手早くこなす手助けには緑茶。眠気には烏龍茶を。
また、気がせいているようなら玫瑰花茶(ローズティー)。イライラしたときは白毫銀針で心を落ち着かせる。
仕事でミスをして落ち込んだときには、香りが高い玫瑰花茶や茉莉花茶(ジャスミン茶)。疲れやストレスがたまっていると感じたら、甘い八宝茶。パソコンで疲れた目には、桂花香や菊花茶でいたわる。ランチでニンニクを食べたら、茉莉花茶が口臭を取り除く。

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飲むのは1日に2~3種類 anchor.png

いくら中国茶がバリエーション豊富だからといっても、一度にいろんなタイプのお茶を飲むことはおすすめできない。特に高級茶は個性が豊かなので、飲みすぎて眠れなくなってしまうこともあるし、空腹時に飲むと胃を痛めてしまうこともある。飲み方を間違えると中国茶もマイナスである。1日に2~3種類くらいを目安にし、自然な形で飲むようにする。
体質は人それぞれ違い、体調も毎日変化している。それに合わせて飲み方を変える。飲食を体と相談しながら選べる感性を育てることが、健康への第一歩である。


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