中国文化と中国人 - 恋する中国

黄茶 - 中国茶大全

HOME > 中国茶大全 > 中国銘茶 > 黄茶

黄茶



高貴な黄色、独特の甘味とさわやかな後味が印象的なお茶。

黄茶, 32.jpg

黄茶は、緑茶に近い弱後発酵茶で、茶葉と水色が黄色であることから、黄茶と呼ばれる。生産量が少なく、希少な存在のお茶である。
黄茶は、芽だけを使った「黄芽茶」(君山銀針、蒙頂黄芽など)、若葉でつくる「黄小茶」(北港毛尖など)、少し大きくなった葉を用いる「黄大茶」(霍山黄大茶など)の3つに分類される。
黄茶は、いったん酸化酵素の働きを抑える「殺青」と「揉捻」を行った後で、「烘焙」と呼ばれる火入れ乾燥をし、その後「悶黄」を行う。これを交互に2回繰り返し、最後に茶葉を「乾燥」させて仕上げる。悶黄は、高温多湿の場所で茶葉を堆積させ、ゆっくりと発酵させるという黄茶特有のプロセス。悶黄次第で味や香りに差が出るといわれる。ちなみに、黄茶の代表格「君山銀針」の場合は、合計で72時間ほどの悶黄を行う。

中国の源氏物語、紅楼夢にも登場するお茶。

黄茶は歴史が古く、四川省の「蒙頂黄芽茶」はニ千年前には存在していたと伝えられている。湖南省洞庭湖にある君山で採れる「君山銀針」は、唐の時代にはその名を知られ、清代には乾隆帝(1711~1799)に献上された。皇帝や文化人たちは、ガラス器に茶葉を入れ、お湯の中での茶葉の動きを目で楽しんでいたという。中国の源氏物語ともいわれる清代の長編小説『紅楼夢』の第41話「賈宝玉が攏翠庵に茶を品する」の場面に出てくるのも君山銀針である。王朝人にも親しまれた銘茶の代名詞のような存在となっている。

代表的な黄茶 anchor.png


HOME > 中国茶大全 > 中国銘茶 > 黄茶

HOME > 中国茶大全 > 中国銘茶 > 黄茶

中国茶大全 - 黄茶

サイト内検索
LINKS
Copyright © 2001 - 2016 Area Zero All Rights Reserved.