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茶壺(急須) - 中国茶大全

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茶壺(急須)



茶壺(急須), 50-1.jpg

茶壺急須)は、もっとも基本的な茶器。
お茶のおいしさを決めるのは温度と香り。その出発点は、この茶壺(急須)である。茶壺選びのポイントは、保温力と茶葉の相性である。

中国では急須は育てるもの。急須と友人は古いほどよいといわれている。
中国茶の世界には「養壺」という言葉がある。これは、急須をひとつの種類のお茶を繰り返し淹れて使い込み、香りを移していくこと。親しい人にお茶を淹れる時には、古い茶器で出すものだと言われるくらい「養壺」の精神は生きている。

茶壺の選び方 anchor.png

茶壺は、江蘇省の焼き物の町、宜興のものが最高とされている。鉄分を含んだ「紫砂」という土を高温で焼き締めた茶壺は、発酵の進んだ青茶を入れるときに抜群の威力を発揮する。ただし、香りがつきやすい難点があるため、できることなら1つの茶葉専用として使いたい。それが無理でも、最低限、紅茶や黒茶とは分けて使う必要がある。また、宜興の茶壺は保温力が高いため、比較的低温で入れる緑茶などには向かない。
煎茶道具などに見られる、釉薬のかかった陶器や磁器の茶壺は万能に使える。

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素材 anchor.png

陶器製
青茶や黒茶むき。
  • 保温力が最も高い。最高温の湯で淹れるお茶に向いている。
  • 香りが茶壺に移りやすいので、できれば1つの茶壺で一種類のお茶専用にして使うとよい。
磁気製
白茶黄茶花茶、紅茶むき。
  • 保温力は中程度。比較的高温の湯で淹れるお茶に向いている。
  • ガラス質の釉薬(ゆうやく)がかかっているため、香りが移らず、さまざまなお茶に使用できる。
  • 手描きの染付、色絵、粉彩など絵柄も楽しめる。
ガラス製
緑茶白茶黄茶、花茶むき。
  • 熱が逃げやすい。低い温度の湯で淹れるお茶に適している。
  • 茶葉の浮遊や形状の変化を目で見て楽しむこともできる。
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密封性と水切れ anchor.png

注ぎ口と開口部が一直線のもので、蓋の閉まりのいいものを選ぶ。また、実際に水を入れて注ぎ、水切れの良さを調べて買うことも大事。

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茶壺の口 anchor.png

口が大きくて深いものは、大きく開く茶葉向き。
口の小さいものは凍頂烏龍茶など、丸まっている茶葉向き。

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ビギナーは… anchor.png

陶器や磁気の茶壺の形はさまざまだが、ビギナーなら丸くて扱いやすい茶壺から始めるのが無難。
デザインに凝るのは、お茶を淹れる腕をあげてからにする。

茶壺(急須), 50-2.jpg茶壺(急須), 50-3.jpg茶壺(急須), 50-4.jpg


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