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中国人観光客から見た日本 - 中国人観光客のトリセツ

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中国人観光客から見た日本



中国人観光客から見た日本、彼らの目に日本はどう映っているのだろう。
日本へやってくる中国人観光客のお目当ては、観光よりも買い物であるとよく言われる。しかし、お目当ての品だけを見ているわけではない。見ている人はちゃんと見ている。

以下は、中国のサイトに掲載された中国人観光客の日本の感想である。(複数名の感想を抜粋)

  • 日本は非常に清潔であった。道路でゴミ箱を見かけることはほとんど無かったにもかかわらず、ゴミが落ちていないのである。逆に、中国では至るところにゴミ箱が設置されているにもかかわらず、路上はゴミだらけである。
  • 日本は都市部でも地方部でも、屋内も屋外も、ひいてはトイレまでも非常に清潔なのだった。しかし、ゴミ箱が「無い」おかげで、飲み食いした後の空容器を捨てる際には苦労した。やっとのことで見つけたゴミ箱も分別して捨てなければならないタイプのものであり、どこに捨てれば良いのか分からなかった。
  • デパートでのショッピングの際、日本人店員は言葉の壁があったにもかかわらず、私達のためにあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら免税手続きをしてくれたのであった。免税手続きの最中、日本人店員はずっと付き添ってくれたばかりか最後にはお辞儀をしながら陳謝し続けていた。私は逆に恐縮すると同時に、身に余る待遇にうれしい思いであった。
  • ホテルやデパート等で親切で友好的なサービスを多く受けることが出来たし、街中で道を尋ねた際も、日本人は親切に道案内をしてくれた。彼らからは敵意などを微塵も感じることは無かったのである。
  • 日本人は温和であり、礼儀正しい。自己の利益のために他人を陥れるということもない。交通ルールを遵守し、地下鉄やバスで強引に席を占めることもしないし、話は全て小声でする。また、ホームレスの人であっても、物乞いはしないのだ。
  • 災難や事故、事件が発生しても、日本人は中国人のように感情を爆発させたりはしない。理性を保ち、「殺せ」とか「殴り返せ」といった報復を口にすることは無い。日本人は各々の人的素質が高いのである。
  • 仕事面においては、露天商から個人事業主、大企業の従業員、百貨店等の販売員に至るまで、勤務態度は真面目で温和、そして非常に礼儀正しい。日本では客と喧嘩をするなどもってのほかである。

こんな「伝説」を聞いたことがある。東京オリンピックの開幕式の後には、会場に紙くず1つ残っていなかった、と。それは日本人がすべてゴミを持ち帰ったからだという。

東京や大阪はもちろん、中小都市でさえ街中は整備され、賑わっている。街中を歩いてまず驚いたのが自動販売機やコンビニエンスストアがとても多いことだ。お寺やオフィス、倉庫やホテルなども数多い。中国で多く見かけられる小さな売店や、多くの人々が列を成し公共料金を機関に納める様子も見かけない。その理由に先ほど挙げた日本のコンビニが多いことが考えられる。日本の流通・小売産業はとても発達しており、まるで血管のごとく商品販売網を最大限に発揮できる。これも海外大手販売業者の日本進出を阻止する効果がある。2005年にウォルマート、カルフールが日本事業を撤退したことからも伺える。事実上、流通・小売産業は戦略的な意味合いがあり、商品のコントロールや社会の発展にとても重要な役割を果たしている。一方中国では数多くの海外販売業者が進出し、ものすごいペースで拡張すると同時に、地元の同業者に大きな打撃を与えている。日本はこの領域でとても上手く産業保護が出来ている。

日本の環境は一言で言えば「清潔」であること、これは大きく日本人の素質から成り立っている。
日本の空はとても青く澄んでいて、多くの工業地帯を通ったが、煙突から黒い煙が出る光景は見られなかった。日本の煙突は中国で見られる円い形ではなく、四角い形をしており、窓がついているものが見られる。それは人が上れる為に工夫されており、他にも多くの機能が備わっているものだと思わせる。田舎の環境もとても良く保護されており、砂埃が舞う場所は基本的に見られない。森林も多く、密集しており、人為に伐られた形跡は無い。日本では森林を伐採する事が法で禁じられている。日本の都市部でも木が生い茂っており、多くの芝生がある。芝生は入念に整備されており、そのうえには中国で見られる様な人々に踏まれて出来た「道」も無い。
日本の路上で喫煙することは禁じられ、町中の至る所に無料の喫煙コーナーが設けられている。日本のホテルやレストランでは禁煙の札が無い限り喫煙できる様で、北京ではそれが禁止されているため、当初私は不慣れであった。
日本の公共トイレは全て無料であり、どれもとても清潔に整備されている。
日本のゴミは全て分別して出される事を聞いて私は驚いた。これはリサイクルされる為であり、再利用によって新たな経済価値を生み出す他に資源の節約もできる。

日本の伝統文化はとてもよく保たれており、今日に受け継がれている。日本の文化継承は今となって誇れることだ。街中で着物を着る人や建物、用品、食品に至るまで伝統を感じられるものがある。日本の民族意識が日本人の責任感を強め、競争率や効率を高めている。伝統文化の他に近代文化もとても発達している。マンガ、ドラマ、音楽は言うまでも無い。日本のお店の店構えやその中で売られている商品は手が込んでいて、物細かに作られているだけでなく、一つ一つ入念にデザインされている。これらが物語るのは日本人の美を追及する執着心の強いことと理解する水準が高いことである。

日本人は全体的に見てとても礼儀が正しい。日本で人に道を尋ねても、その礼儀の正しさにむしろ自分が気まずくなってしまう。警察の方は常に笑顔で助けてくれ、お店の従業員の方も親切である。買い物をする際には店員の方が商品を持ってくれ、きちんと包装をしてくれてから支払いをする。これらの出来事がとても印象に残った。一つ気がかりなのが、日本人の英語はあまり上手ではなく、理解に苦しむ。特に嫌だったのが我々のことを外国人だと分かっていても無理に日本語を押し通して来る事だ、スチュワーデスも例外ではなかった。

日本に行く前私はこの国に対してとても排斥的であり、警戒心に満ち溢れていた。しかし今回の旅行で私の心は平常を保つことが出来なくなってしまった。何故ならばこの過去において敵対し、なかなか自らの過ちを認めない国家に対して我々の理解は少なすぎることだ。いろんな方面において、日本は我々を遥かに超えている。これは事実であり、回避することは出来ない。我々はこの国に対して理解し、学ぶべき必要が大いにある。日本から帰りの飛行機を降り立って、首都飛行場のロビーで従業員が利用客の対応をしながら人目を気にもせずに大きな声で明日の朝食について喋っている。タクシーを拾って、乗ったとたんにドライバーが「20キロ以上行くか?」と聞いてきて、携帯で通話をしながら運転をしている。路上で絶えず他の車に抜かれては抜き返したり、自転車が飛び出して来ては急ブレーキを掛ける。これらの光景を目の当たりにして私の祖国に帰ってきたうれしい気分ちが悪くなった。国民素質の格差を痛感し、とてもじゃないが誇りに思えない。日本で私は自覚がないまま礼儀正しい穏やかな人間になっていた。それはその国の国民がそうであるからだ。しかし我々は自国で自らの素性を忘れてしまい、わがままと猛々しさを態度に出している。このことを思うと私は切ない気持ちになった。


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