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コスプレは国の政策 - 中国人観光客のトリセツ

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コスプレは国の政策



「コスプレは国の政策のひとつだ」と言うと驚かれるかもしれないが、ビジット・ジャパン・キャンペーン*1の一環として認められているイベントがある。
テレビ愛知が毎年主催している「世界コスプレサミット」(WCS)がそれである。
このイベントのために、テレビ愛知の他、外務省や名古屋観光コンベンションビューロー、中部国際空港、大須商店街*2で構成される世界コスプレサミット実行委員会を設立し、海外から多くの集客を促進している。

世界コスプレサミットでは、まず参加国の各地で予選が行われ、勝ち抜いた各国の代表が名古屋に集結し、パフォーマンスを披露する。衣装の完成度だけでなく、演技、演出なども含めて採点される。2010年の世界コスプレサミットには、世界15ヵ国(オーストラリア、ブラジル、中国、ドイツ、デンマーク、スペイン、フィンランド、フランス、イタリア、日本、韓国、メキシコ、シンガポール、タイ、アメリカ)から計30名のコスプレイヤーが参加した。
日本や世界各国のコスプレイヤーとの交流や、海外における日本のマンガやアニメを訴求することを目的としているが、2010年で8回目を迎え、回を重ねるごとに参加国も増え、世界中からの取材も増えている。また、パレードも行われるため、地域の集客にも効力を発揮している。
これらの開催には、世界各国から観戦ツアーが組まれ、ツアーには世界大会の観戦のほか、新幹線を利用して東京秋葉原への移動、地元名古屋での観光、アニメ専門店やコスプレショップでの買い物なども含まれる。まさに、コスプレオリンピックとも言うべき、日本カルチャー訴求の場として注目度は高い。

愛知県は、このイベントを足がかりにして、特にシンガポールからの誘客に力を入れる予定である。シンガポールでは「世界コスプレサミット」への出場を契機に、地元シンガポールでもメイド喫茶ができたくらい、コスプレに対して関心が高い。

片桐県副知事は、日本国内における差別化として、従来の温泉や食、ショッピングに加え、同地域の独自性として「コスプレ文化」をと語った。
これに加えて、織田信長など戦国武将にゆかりのある歴史的観光名所や、トヨタやデンソーなど、国を代表する大企業の拠点であることも前面に押し出した情報発信を今後行うとしている。
この打ち出し方は、世界の中で注目される要素をうまく盛り込んでおり、日本ブランドのひとつとして差別化できる可能性は高い。

日本のマンガやアニメ、コスプレに関心が高いのはシンガポールだけではない。中国でも非常に人気は高い。もちろん、中国にもメイド喫茶は複数ある。年に何度も秋葉原を訪れる、自称「オタク」の中国人観光客もいる。
名古屋の場合、主たるターゲットはシンガポールだが、日本のマンガやアニメ、コスプレは、中国人観光客の誘致にも十分すぎるほど役立っている。

2010年7月には、世界コスプレサミットの公式サイトは、中国語圏でのさらなるイベントの認知向上を図るため、日本語、英語サイトに加え中国語サイトを立ち上げた。


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