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中国ビジネスの実態 - 中国人観光客のトリセツ

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中国ビジネスの実態



中国では、賄賂なくしては何も事が運ばない。賄賂があれば、道理を曲げても無理を通してくれるし、逆に、賄賂がなければ、正義も負けてしまう。中国とは、そういうお国柄である。
しかし、中国でも賄賂は犯罪である*1。犯罪である以上「賄賂は必要だ。やりなさい」と公然とすすめるわけにはいかない。

中国の企業の中には、党幹部の家族や親戚が経営している企業も多い。その場合、党幹部の家族や親戚に賄賂を渡すことはもちろんのことだが、党幹部本人にも賄賂を渡して抱え込んでしまう*2。党幹部を抱え込めば、中国では恐いもの無しである。その党幹部の地位が高ければ、なんでもできるといっても過言ではない。逆にいえば、党幹部の家族や親戚が経営している企業を狙い打ちすれば、かなり有効であるといえる。中国人観光客の誘致、例えば、企業や団体の社員旅行や研修旅行などを誘致することも簡単になる。

賄賂として渡すものは高級なタバコや酒、あるいは腕時計やブランド品などである(注2)。漢方薬の冬虫夏草や海燕の巣、あるいは貴重な年代物の黒茶*3が使われることもある。有価証券や商品券も盛んに贈られる*4。もっと露骨に現金や貴金属が渡されることもある。
ちなみに、中国の街角には、高級な酒やタバコ、ブランド品などを買い取ってくれる店がある。
あくまでも高級品を買い取る店であり、法的にはなんら問題はないのだが、持ち込まれる品の多くは賄賂として受け取ったものであり、店の経営者も最初からそれが狙いである。つまり、事実上の賄賂換金店である。

中国政府が必死に取り締まっても賄賂はなくならない*5。中国では個人の生活にまで賄賂が浸透しているからだ。公務員のみならず、商談の場や、医療を受ける際などでも、賄賂は日常的に行われている。
役人は新人の時から賄賂を受け取る癖がついていおり、賄賂を渡すほうの民間人も「賄賂は社会の潤滑油」程度にしか思っていない。だから党中央がどれだけ「賄賂撲滅」を叫んだところで、撲滅できるわけがない。賄賂は中国人の骨の髄まで染み込んでいるのだ。

非情で汚い話だと感じるかもしれないが、一度抱え込んだ党幹部は、失脚したり他界するまで、つまり力がなくなるまで手放さない。力があるかぎり、その権力をとことんまで利用し続ける。それは中国でビジネスをするうえで当たり前のこととなっている。

ある外国企業の中国地区責任者は、賄賂に関する中国の習慣と国際ルールの狭間に挟まれながら、「中国にはどうやっても無視できない習慣がある。現実に沿って受け入れ可能な方法を探し出さなければならない」と中国でビジネスを成功させる秘訣を語っている。

以上のことは、中国の現状を述べただけのことで、当サイトが賄賂をすすめているわけではない。読み手がどう受け止め実行しようと、当サイトでは一切責任をとれない。
繰り返すが、中国でも賄賂は犯罪である。


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