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低価格が今後のカギに - 中国人観光客のトリセツ

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低価格が今後のカギに



中国人観光客といえば、銀座で高級品を買いあさり、秋葉原で家電品を大量買いするイメージがあるが、実は安い商品もかなり売れている。

中国人観光客に「知っている日本の店」を聞くと、マツモトキヨシやダイソー、吉野家や日高屋などの低価格チェーン店が並ぶ。

特に、ドラッグストアの代名詞的な存在であるマツモトキヨシと、100円均一ショップの大手であるダイソーは、中国人観光客に人気が高い。(もちろん、「安いから」というだけが人気の秘密ではないのだが)

よく「中国人は見栄っ張り」と言われるが、まっとうな神経の持ち主なら、「同じものなら安いほうがいい」と考える。同じ商品なら、デパートで定価で買うより、マツキヨで1円でも安く買ったほうが賢いと思うのは日本人も中国人も同じである。
銀座のデパートで買おうが、浅草のマツキヨで買おうが、日本で買ったということに変わりはない。要は日本で買ったという事実が大切なのだ。中国人は、中国で売られているMade in Japanより、日本国内で売っているMade in Japanのほうが品質は良いと信じているからだ。

ダイソーなどの100円ショップで売られている商品の多くはMade in Japanではないが、それはそれでよく売れる。
中国に住んだことがある人なら分かるだろうが、100円ショップ程度の品質でも、普通の中国製品よりは、はるかにマシである。少なくとも、ダイソーで買った電球は爆発しない。電池もライターも爆発しない。ボールペンはちゃんとインクが出るし、靴下は左右同じ大きさである。
開けたら二度と閉まらないファスナーや、電子レンジに入れたら溶けるラップ、どこからも切れないマジックカット…そんな珍商品はない。中国製のように「ドキドキ感」はないが、安心感はある。
それに加え、豊富なデザインとカラーバリエーション、そして品揃え。おまけにほぼ全品100円である。これで売れないわけがない。
大人だけでなく、中国人の子供たちも、友達へのお土産として、おこづかいで買っていく。100円ショップは中国人観光客にも大人気である。

買い物ばかりでなく、飲食店も低価格がウケている。
中国人観光客のビザ発給要件が緩和され、富裕層より所得の低い中間層までが日本に来るようになったためか、買い物には金をかけるが、食事には金をかけないという中国人観光客が増えてきた。
元々、中国人観光客のお目当ては、そのほとんどが買い物なのだから、当然といえば当然である。
しかも、日本料理や高級中華料理などは、ほとんどツアーに組み込まれている食事で食べるため、自由行動のときまで高級料理を選択する中国人は少ない。
理由はそれだけではない。普通の店は、ドアを開けてみなければ店内の様子はわからない。通訳の同行もなしに、未知の世界の扉を開くことは勇気のいることだ。
それにひきかえ、低価格チェーン店は、ほとんどがガラス張りで店内の様子が外からでもわかる。
メニューも写真付きで表示されているので、日本語が分からなくても、どんな料理か一目で分かるし、メニューを指させば注文もできる。
しかも、早い、安い、旨い(?)の三拍子が揃っているのだから、中国人にクチコミで広まるのも当然である。
中国人観光客たちは、そういった店でサッと食事を済ませ、次の戦場(買い物する店)へと向かうのである。

豊かになったとはいえ、中国人の平均所得が、日本人の平均所得を上回るには、まだまだ時間がかかる。それでも中国人観光客は日本にやってくる。

高級品だけでなく、低価格の商品やサービスも中国人観光客向けのビジネスとなってきている。
中国人が魅力を感じる商品やサービスを、いかに安く提供できるかが、今後の成功のカギになるだろう。


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