| ■ 始計篇 | ■ 作戦篇 | ■ 謀攻篇 | ■ 軍形篇 | ■ 虚実篇 | ■ 兵勢篇 | ■ 軍争篇 |
| ■ 九変篇 | ■ 行軍篇 | ■ 地形篇 | ■ 九地篇 | ■ 用間篇 | ■ 火攻篇 |
兵勢篇 2
凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ。
故に善く奇を出だす者は、窮まり無きこと天地の如く、竭きざること江河の如し。
終わりて復た始まるは、四時是れなり。
死して更々生ずるは、日月是れなり。
声は五に過ぎざるも、五声の変は勝げて聴くべからざるなり。
色は五に過ぎざるも、五色の変は勝げて観るべからざるなり。
味は五に過ぎざるも、五味の変は勝げて嘗むべからざるなり。
戦勢は奇正に過ぎざるも、奇正の変は勝げて窮むべからざるなり。
奇正の相い生ずることは、循環の端なきが如し。
孰か能くこれを窮めんや。
|
兵勢篇 1 |
|
兵勢篇 3 |

