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行軍篇 1
孫子曰わく、凡そ軍を処き敵を相ること。
山を絶つには谷に依り、生を視て高きに処り、隆きに戦いては登ること無かれ。
此れ山に処るの軍なり。
水を絶てば必らず水に遠ざかり、客 水を絶ちて来たらば、これを水の内に迎うる勿く、半ば済らしめてこれを撃つは利なり。
戦わんと欲する者は、水に附きて客を迎うること勿かれ。
生を視て高きに処り、水流を迎うること無かれ、此れ水上に処るの軍なり。
斥沢を絶つには、惟た亟かに去って留まること無かれ。
若し軍を斥沢の中に交うれば、必らず水草に依って衆樹を背にせよ。
此れ斥沢に処るの軍なり。
平陸には易に処りて而して高きを右背にし、死を前にして生を後にせよ。
此れ平陸に処るの軍なり。凡そ此の四軍の利は、黄帝の四帝に勝ちし所以なり。
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行軍篇 2 |

