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行軍篇 8
杖きて立つ者は飢うるなり。
汲みて先ず飲む者は渇するなり。
利を見て進まざる者は労るるなり。
鳥の集まる者は虚しきなり。
夜呼ぶ者は恐るるなり。
軍の擾るる者は将の重からざるなり。
旌旗の動く者は乱るるなり。
吏の怒る者は倦みたるなり。
馬に粟して肉食し、軍に懸フなくして其の舎に返らざる者は窮寇なり。
諄諄翕翕として徐に人と言る者は衆を失うなり。
数々賞する者は窘しむなり。
数々罰する者は困るるなり。
先きに暴にして後に其の衆を畏るる者は不精の至りなり。
来たりて委謝する者は休息を欲するなり。
兵怒りて相い迎え、久しくして合わず、又た解き去らざるは、必らず謹しみてこれを察せよ。
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行軍篇 7 |
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行軍篇 9 |

