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地形篇 2
故に、兵には、走る者あり、弛む者あり、陥る者あり、崩るる者あり、乱るる者あり、北ぐる者あり。
凡そ此の六者は天の災に非ず、将の過ちなり。
夫れ勢い均しきとき、一を以て十を撃つは曰ち走るなり。
卒の強くして吏の弱きは曰ち弛むなり。
吏の強くして卒の弱きは曰ち陥るなり。
大吏怒りて服せず、敵に遇えば恕みて自ら戦い、将は其の能を知らざるは、曰ち崩るるなり。
将の弱くして厳ならず、教道も明らかならずして、吏卒は常なく、兵を陳ぬること縦横なるは、曰ち乱るるなり。
将 敵を料ること能わず、小を以て衆に合い、弱を以て強を撃ち、兵に選鋒なきは、曰ち北ぐるなり。
凡そ此の六者は敗の道なり。
将の至任にして察せざるベからざるなり。
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地形篇 1 |
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地形篇 3 |

