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九地篇 8
是の故に諸侯の謀を知らざる者は、予め交わること能わず。
山林・険阻・沮沢の形を知らざる者は、軍を行うこと能わず。
郷導を用いざる者は、地の利を得ること能わず。
此の三者、一を知らざれば、覇王の兵には非ざるなり。
夫れ覇王の兵、大国を伐つときは則ち其の衆 聚まることを得ず、威 敵に加わるときは則ち其の交 合することを得ず。
是の故に天下の交を争わず、天下の権を養わず、己れの私を信ベて、或は敏に加わる。
故に其の城は抜くべく、其の国は堕るベし。
無法の賞を施し、無政の令を懸くれば、三軍の衆を犯うること一人を使うが若し。
これを犯うるに事を以てして、告ぐるに言を以てすること勿かれ。
これを犯うるに利を以てして、告ぐるに害を以てすること勿かれ。
これを亡地に投じて然る後に存し、これを死地に陥れて然る後に生く。
夫れ衆は害に陥って然る後に能く勝敗を為す。
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九地篇 7 |
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九地篇 9 |

